週刊花便り早期週末限定開園 展望号
6/5(土)、6(日)は早期週末限定オープンの第1週目です。
2021の白馬五竜高山植物園は6月の前半の週末、6/5(土)・6(日)と12(土)・13(日)を週末限定早期開園日としてオープンいたします。
例年6月中旬の開園時には見ごろを過ぎてしまいがちな、花期の早い高山植物の中に含まれる、とても貴重な種類のものをキレイな時期に見ていただきたいとの趣旨から開催するものです。
国内の植物園ではめったに見る事の出来ない ウルップソウ をはじめ、チョウノスケソウ、キヌガサソウの他、シラネアオイ や ハクサンイチゲ等を、まだ一部に雪も残るであろう園内で見つける事ができるでしょう。
※写真は5/11の園内、白馬連峰高山植物生態園のモデル山頂付近の様子です。この付近がみどころのひとつになります。
ウルップソウ (2018/5/28撮影)
白馬岳の山頂付近でよく見かける植物ですが。北海道と北アルプスの一部、八ヶ岳のみに自生する希少種です。例年6月上旬が見ごろになる事が多いので今回の目玉です。
チョウノスケソウ (2020/6/9撮影)
植物園内では雪解けすぐに咲く高山植物のため、例年6月上旬
に見ごろが終わってしまっていたので今回はお楽しみに!
発見者の須川長之助さんにちなみ名付けられたそうです。
他にも注目の高山植物が
◆シラネアオイ
知名度もありファンも多い花です。雪解け後すぐに咲く高山植物のひとつ。状態の良い見ごろの花が見られそうです。
◆ハクサンイチゲ
白い花を群生させるハクサンイチゲは高山帯の「お花畑」では代表的な存在です。純白の花を楽しめる一番の見ごろに期待。
◆キヌガサソウ
白馬岳の中腹の林床に自生する日本固有の品種で、笠のような大きな葉と花は、誰もが印象に残る高山植物です。
◆コマクサ
約12万株の植栽が園内あるコマクサですが、大群生になるのはまだ先です。今回は一部の咲き始めの株が見れるでしょう。
シラネアオイ (2020/6/9撮影)
ハクサンイチゲ (2018/5/28撮影)
キヌガサソウ (2018/5/28撮影)
コマクサ (2016/6/1撮影)
その他見れそうな高山植物
チングルマ
ミズバショウ
クロユリ
ヒマラヤサクラソウ
6月5日(土)・6日(日)と12日(土)・13日(日)はイベント開催!
◆学芸員とまわる雪解け直後の高山植物園散策ツアー
◆高山植物苗の無料プレゼント
◆高山植物ハーブティー試飲会
詳しくはコチラのページをご覧ください。