週刊花便り2021年6月3日 早期週末限定開園 直前号
6/5(土)、6(日)の早期週末限定開園のお楽しみポイントをご紹介いたします。
もうすぐ 6/5(土)・6(日)と12(土)・13(日)に予定している週末限定早期開園日の第1週目がやってきます。例年6月中旬の
開園時には見ごろを過ぎてしまいがちな、花期の早い貴重な種類の高山植物をキレイな時期に見ていただこうという
企画です。標高1515m、全体的にはまだ雪解け後の芽吹きの時期な園内で見つけられるどれもステキな花々をご紹介。
「学芸員とまわる雪解け直後の高山植物園ツアー」などイベントも開催!詳しくはコチラのページをご覧ください。
ウルップソウ
◇白馬連峰高山植物生態園モデル山頂付近◇
北アルプスの一部と北海道、八ヶ岳のみに自生する希少種。いくつかの株が見ごろになりました。他にもこれから咲いてきそうなツボミが確認できる株はあります。
(2021/6/2撮影)
チョウノスケソウ
◇白馬連峰高山植物生態園モデル山頂付近◇
高山帯に自生するなかなかレアな高山植物。
カワイイ白い花が多く開花していて今が見ごろ。
(2021/6/2撮影)
その他、見頃のおすすめ高山植物
ミズバショウ
◇アルプス平自然遊歩道◇
残雪もある中、群生していて、なかなかの 見ごたえ、今週は見ごろです。
(2021/6/2撮影)
ハクサンイチゲ
◇白馬連峰高山植物生態園モデル山頂付近◇
残雪多めの北アルプスの景観とよく合う姿が目を引きます。開花が続く見込みで見ごろ。
(2021/6/2撮影)
シラネアオイ
◇白馬連峰高山植物生態園ブナ林付近◇
新緑のブナ林の中、鮮やかな薄むらさきの大柄な花が魅力。花数が増え今が見ごろです。
(2021/6/2撮影)
キバナシャクナゲ
◇高山の花エリアコマクサ通りの下付近◇
当園では花期が早くなかなか見れない高山植物。 ちょうど開花が見られそうな今週は見ごろ。
(2021/6/2撮影)
いろいろ咲き始めています
園内の残雪はほとんど消えましたが、多くの部分ではまだ芽吹きの時期です。その中で雪解け直後に咲く花期の早い高山植物の花を見つける事ができます。
岩で作った外国の高山植物を植栽したエリア「スイスアルプス・ヒマラヤエリア」では、ヒマラヤサクラソウがキレイな濃いピンク色の花が多く開花させていて見ごろ。
※今回の写真はすべて 2021/6/2撮影の物です。
ヒマラヤサクラソウ
◇スイスアルプス・ヒマラヤエリア◇
ヒマラヤユキノシタ
◇スイスアルプス・ヒマラヤエリア◇
シナノキンバイ
◇白馬連峰高山植物生態園モデル山頂付近◇
高山帯のお花畑を彩る高山植物の中でも 代表的存在の黄色い花が開花しました。
コマクサ
◇白馬連峰高山植物生態園モデル山頂◇
12万株の最初の開花がこの花です。 週末にはあと数個の開花がありそう。
アルプス平自然遊歩道
植栽して整備された高山植物園内の上にある、手を入れていない自生の植物をみながら散策できる遊歩道。今回 (6/5、6) は上記のミズバショウが一番の見どころになりそうですが、鮮やかな新緑の中、足元の花を見ながら気軽に散策できるエリアです。
※小遠見山方面まで登る方は登山装備が必要です。6/3現在の状況では途中(見返りの手前)に残雪があり注意が必要な個所があります。軽アイゼンの持参をお勧めします。レンタルはありません。
タテヤマリンドウ
ショウジョウバカマ
カタクリ
ヒメイチゲ
エンレイソウ
◇白馬連峰高山植物生態園ブナ林付近◇
ナエバキスミレ
◇白馬連峰高山植物生態園モデル山頂近く◇
ミネズオウ
◇白馬連峰高山植物生態園モデル山頂近く◇
ツバメオモト
◇白馬連峰高山植物生態園ブナ林付近◇
現在見頃の花々
- ミヤマキンバイ
- ノウゴウイチゴ
- オオバキスミレ
- タムシバ (アルプス平自然遊歩道)