花図鑑

おすすめ高山植物

白馬高山植物園の数ある植物の中から特に人気が高く、かつ見ごたえのある植物をご紹介します。まずはこれらを是非見てください。

コマクサ

コマクサ

白馬五竜高山植物園のメインとも言える高山植物が、コマクサの群落です。高山帯の砂礫地の厳しい環境に生育し、長い根を張り、可憐な花を咲かせる姿は「高山植物の女王」と呼ぶのに相応しい植物です。
本格的な登山をしないと出会えない高山植物ですが、植物園では自生地の群落を再現し誰でも気軽に観察できるような管理をしています。

メコノプシス・グランディス

メコノプシス・グランディス(ヒマラヤの青いケシ)

青いケシの仲間は数多くの種類があり、ヒマラヤや中国の標高 3,000〜5000m級の様々な環境に生育し、赤、黄、白、紫など多種にわたりますが、本種は特にヒマラヤンブルーと呼ばれる青さが特徴的で、「ヒマラヤの青いケシ」として知られています。
寒冷地でないと栽培が困難な植物であるため、国内で観察できる植物園は限られますが当園では種から育てた青いケシを、自生地さながらの姿で観察することができます。

ニッコウキスゲ

ニッコウキスゲ

長野県には、ニッコウキスゲの名所が多く知られていますが、白馬五竜にも自生のニッコウキスゲが群生しています。ニッコウキスゲの仲間は一日花であり、 花の寿命は短いのですが、次々と花を咲かせることで常に群生しているように見えます。7月中旬の最盛期には、アルプス展望リフトに乗りながら鮮やかな黄色 の群生を楽しめ、またアルプス平自然遊歩道の湿原エリアや地蔵の沼付近では、散策しながら間近で観察することが出来ます。

以下の植物も人気です。

エーデルワイス

エーデルワイス

シモツケソウ

シモツケソウ