6月16日に開園して、最初の土日を迎えました。
数日前の予報が雨だったにも関わらず、来園して下さった方も多くみかけます。
今日の日曜は、晴れ間がのぞくことは少ないものの、雨も降らず、山も見え、梅雨時にしては良い天気でした!
地蔵のケルンのあたりです。グループで散策する方を何組も見かけました。
山の全景は今日は見えませんでしたが、ここからだと白馬村の全体を一望することが出来ます。
園内で咲いているチョウノスケソウです。
このチョウノスケソウ、知る人ぞ知る植物のひとつであり(つまり、知らない人は知らない)、ご指名で『チョウノスケソウの見ごろはいつですか?』と聞かれることも多い植物です。
一見チングルマにも似ていますが、やや大きめの白い花がきれいで、登山をしていても生息環境が限られることと、花期が短いので、高山植物目当てで登山する方でもなかなか目にする機会がないからなのかもしれません。
雪が積もらない岩場に咲くので登山シーズン前に咲いてしまうのですね。
おそらく見ごろは今週中まででしょうか。お早めに!
こちらは、『咲いてますか!?』とのご指名の問い合わせはいまだ聞いたことは無いものの、個人的に大好きなイワヒゲです。
岩場に生えるツツジ科の植物で、このヒゲのような葉っぱが面白い!
先のチョウノスケソウと同じく、この時期にしか咲いていない高山植物でもあります。
今は雪解け間もない植物の季節。
アルプス平自然遊歩道では、まだ新鮮な花のミズバショウ、カタクリも咲いているくらいです。
来月になると、いよいよ夏の植物の本格的なシーズンに入ります!
刻一刻と変わる、園内の高山植物をどうぞお楽しみに!