休日や就業後には、バイクで出かけ植物を探したりすることがあります。
3メートルを超えるような「草」であるオオイタドリのトンネルをくぐりながらも見つけた植物が。
あ、やせいのシナノナデシコがあらわれた!
白馬岳登山にて、鑓温泉からの帰り道などで見かけたこともありますが、あまり野外では見かける機会は多くなかった植物です。
この日見つけたこの場所では、このシナノナデシコが今までに見たどの場所よりも多く咲いていました。
植物園内に生育するシナノナデシコをかき集めても、この場所の半径数メートルの方が断然数も密度も多いくらいに。
実は白馬駅から数キロと離れていない、なんてことのない河原です。
河原、というのは存外に珍しい植物がみられたりすることが多くあります。
高い木が生えていない、石がゴロゴロしている、などの環境は、ある意味で高山に似たところもあり、また上流から種が流れてくることもあることにもよります。
例えば白馬岳に登れば、例えば植物園を訪れれば、当たり前のように多くの植物を見ることが出来ます。
しかし、何かの植物はないかと、誰も知らないような場所を探し、探し当てた時は、楽しく、何事にも代えがたいものです。
こういった「ヒミツの場所」を、植物園を訪れた別の日に、探してみるのも面白いかもしれません。