緑の調律日誌

季節外れのカタクリ 標高1600m

2010/06/04

カタクリ?、カタクリ粉なら知っているけど…?

昔はカタクリの根っこのあたりからデンプンを取り、それがカタクリ粉と呼ばれていましたが、今ではほとんど全てがジャガイモからデンプンを取っています。

早春に咲く花として知られ、白馬村の村花ともなっているカタクリ。

開花の時期は桜の時期と大体同じで、長野県内の平地で4月に咲くのが普通です(白馬村では4月下旬?5月上旬)。

標高1600m前後のアルプス平自然遊歩道では今、この時期にカタクリの花が咲いています。

それも場所によっては芽が固い雪を突き破って生えてきます!これはすごいぜ。

登山道のど真ん中にも生えています!

夏には葉も完全に地上から消えてしまう植物ですが、夏の登山道の足元には色々な植物が実は眠っているのかもしれません。