「青い花は…?」と尋ねられて思いつくものを想像してみてください。
子どもの頃に育てたアサガオや、梅雨の頃のアジサイ、園芸店で見かけた名前は知らないあの花…。思いつきはするものの、意外と「青」といった花は少ないような気がします。
この花の色は、忘れられない「青」になるかと思います。
ヒマラヤの高山にみられる青いケシ “Meconopsis(メコノプシス)”の仲間です。
25℃を超えるような地域では上手く育たず、栽培が難しい種類とされています。
標高1500mの白馬五竜高山植物園は野辺山や軽井沢より冷涼な気候であるため、青いケシの栽培、生育には適しているものです。
写真の青いケシは、白馬山麓の育苗施設で実験的に育てたものが今年咲いたものです。
園内の青いケシはまだ指一本分くらいの大きさですが、見ごろは7月になるかと思います。
本ブログにて開花情報をお伝えしますので、お見逃しなく!