緑の調律日誌

長野県植物研究会195回例会

2010/06/14

「長野県植物研究会」というものがあります。

様々な視点から長野県の植物について研究を行っている研究会ですが、大学教授、博物館学芸員、県の研究員、民間の調査会社、高校の先生、学生、純粋に興味のある方、色々な方が参加しています。

今回は大町山岳博物館での講演会と近隣の山での植物リスト作成などを行いました。

それにしても、植物が好き、という言葉だけでは言い表せないような方が集まるわけです。

宴会をしながらも、聞こえる会話の内容は植物のことが殆どで、あちこちで各自が持参した植物標本を酒の肴にしながら、その変異や分布について語るわけです!

※植物の標本は見かけは押し花ですが、葉から根まで完全な形を保つものです

間違いなく、この場所に県内屈指の植物有識者方がいて、そしてその後継者方もここで知識を得ていくわけですね。

このような会に参加すると、自分の未熟さ、目指すべきものがどういうものか、それらを理解することが出来る気がします。私も研鑽を積んでいきたいと思っています。