白馬五竜スキー場のベースセンター、『エスカルプラザ』。
夏の時期も、チケット販売、お土産や、展示スペース等、多いに活用しています。
外が寒い時期になっても、エスカルプラザの中は暖かい。
そう、それは植物でも例外では無く。
窓際を温室的に利用しています!
今日も新しい棚を追加しました。
外に置いた苗は休眠期に入ります。
しかし、外に置いていては冬に耐えられそうにない小さな芽生え、
秋、冬の長い時間を無駄にはせず、室内で育て生育時間を稼ぎたい種類、
室内で育てれば冬に咲かせられるか?という、冬に咲かせて夏の広告とする植物、
そして、植物を栽培するあらゆる探求(やや趣味的な)。
これらの植物を冬中、室内で育てます。
もともとはプールとしての利用があったこの場所、ガラス張りの窓際は日光量も十分です。
今日の最高温度は24℃、最低気温は16℃、暖かい春の頃といった人にも優しい温度、理想的です。
フジアザミ。世界最大級の大きさの花を咲かせます(ガシャポンのカプセルくらい)。
『山野草の観葉植物的栽培』というテーマで育てているひとつ。
春に芽生えて、半年でこんなに大きくなるとはねえ・・・。
まだまだ元気に成長しています。
こちらはミズバショウ。
『山野草の想定外オシャレ的栽培』というテーマで育てているひとつ。
100円で買った金魚鉢みたいなのに入れています。
室内に入れて一月弱、イモから新芽がニョキニョキ出てきています。
そして、こちらはヒマラヤの青いケシ。
太陽に向かってぐんぐん伸びています。
天井もガラス張りだったらまっすぐ伸びるのですが、どうしても窓際に傾いてしまいます。
室内でポットの植え替えをしたりします。
人目につくところで、挨拶しながら作業をしていると、植物好きの方は「何やってるの?」というように見学しに来られます。
話してみると、今回初めて来たという方の多いこと。
「この花が咲く7月頃にまた来てくださいね」
実演しながら営業活動をしているような・・・。
けれど植物を育てることに興味ある方も多いので、お客様から見ても面白いはず!
夏の間外で育てていた青いケシの一部を9月頃から室内に入れています。
その先発隊もなかなか大きくなってきています。
スキー場の季節も、この窓際で植物栽培をする予定です。
去年省スペースで試したところ、想像以上にうまくいったので、今年は場所を拡大して。
さて、どこまで上手くいくか。
冬のスキー場の新たな挑戦が始まっています。