緑の調律日誌

播種か培養か

2011/10/22

信州大学の経済学部ゼミと入れ違いに、安曇野にある南安曇農業高校の学生が訪れました。

園内から持っていったユリを培養して育て、また植え戻しにきているわけです。

今年で活動も4年目を迎えます。

こちらはササユリ。

来年花を咲かせるかはわからないようですが、麟片から培養したもので、種を播くよりも早く育っているようです。

こちらはコオニユリ。

何年か育てていたものらしく、相当大きくなっています。食べたらおいしそう。

植栽後は、園内の育苗施設での見学。

種から播けば、たくさん育つけど時間がかかる。

培養すれば、相応の手間や機材は必要でも時間を短縮できる。

どちらにせよ、双方の良し悪し、実際の手間などを知らなければいけないわけで。

去年播いたものはこれ、一昨年からのものとはこれだけ成長が違う。など比べながら確認していきました。

来年は企業研修で、栽培を手伝いに来てくれるかな。

そうすれば、こちらは人手が助かり、学生たちはバイオでない種からの手間暇を知ることが出来、一石二鳥なわけで。