緑の調律日誌

秋晴れ!(冬晴れ?)

2011/10/27

白馬村が霧に包まれている早朝、出勤してテレキャビンに乗り込みます。

早朝に霧がかかることが良くあるのですが、エスカルプラザの標高より上に行くとその雲海から抜け出すことが出来ます。

テレキャビンの周りの紅葉もそろそろ終わりです。

今は白馬村内の紅葉が良い時期になっています。

今日の北アルプスの景色は見通し最高、雲ひとつ無く!

一昨日の夜に再び北アルプスに雪が降りました。

昨日の園内は山が見えたり見えなかったり。

今日は凄く良い感じです。

園内のあちこちには霜が降りてきていました。

雨飾山から戸隠の方面。

写真左に見える火打山の山頂にはしっかり雪が積もっています。

園内のブナもすっかり葉を落としたようです。

園内にある池。白馬三山が写ります。

こう撮ると、それなりに大きい池のようですが・・・実際は直径2?3mの小さな池。

八方池や白馬大池くらいの大きさに見える、かな。

赤い実のナナカマド。

葉はすっかり落ちたものの、赤い実が鮮やか!

園内の青いケシも霜につつまれています。

葉の毛に水が溜まりやすいためか、霜がつきやすいようです。

上の写真とは別の種類の青いケシ(M.integrifolia)。

葉の毛がより細かいためか、大粒の水滴がつき、凍り付いています。

午後の園内では山頂の雪もだいぶ溶けたようで。

秋晴れなのか冬晴れなのか、山が近くに感じるような気がします。

先ほどの写真と同じ青いケシ。

霜が溶け、生き生きとした姿に戻りました!

これを繰り返して、冬が来て、来年咲くことでしょう。

こちらのケシでは、朝と同じ形で水滴が残っていました!

見比べると面白いものですね。

明日も同じ形で凍っているのか・・・?

 

園内もめっきり寒くなりました。

例年は、あと一週間もすれば園内に雪が積もり、あと一ヶ月もすればスキー場へと変わります。

毎日のように北アルプス五竜岳の麓へ通う日常。

日々の移り変わりが、この頃はとても早く感じられるようです。