緑の調律日誌

育苗施設秘密基地

2011/11/18

今年の冬は、エスカルプラザの室内で冬の間ずっと植物を育てるつもりでいます。

そのためのスペースを作っているのですが、このままでは見栄えが悪く、スキー客の方々の邪魔になるので、壁を作ります。

真ん中の机は苗箱を置くのに都合良い大きさで単管(鉄パイプ)を組んで、合板をのせたもの。

これをベースに買ってきたラティス(写真の木の目隠し)を固定します。

午前中に資材を一通り購入し、仮に並べて組み立て手順を考えます。

固定の手順はどうするか、入り口はどうしようか・・・。

昼飯食べて組み立て始めて午後三時。こんな感じに出来上がりました。

入り口は蝶つがいで組んで開けられるようにしてあります。

手前にある自動販売機の入れ替えに邪魔にならないような角度とか、壁は一応スキー板が立てかけられても耐えられるような強度にするとか、色々考えることも多いものです。

これからこの壁には高山植物園の展示パネル、周辺の見所や、山の写真などを貼り付ける予定です。

いや、夏に緑のカーテンをこの場所で作ったように、ここにアサガオでも絡みつかせてみるか!?

何にせよ、図面無しの現場合わせで形になったようで。

ちなみにこの場所、通りすがる社員には『ツボイの隠れ家』と呼ばれています(笑

 

今日は日曜大工日和なのか、レストランや売店の装丁で木を切ったり箱を作ったり、そんな光景があちこちで見られました。

 

この会社に入ってから、大きいものを作る機会が増えたような気がします。

元々、様々な素材で小物を作るのが趣味でもあるので、大小の違いはあれど、切ったり貼ったりすることに恐怖心無くチャレンジできるような。

白馬五竜だけの植物園を作るべく、様々な技術を磨いていきたいものです。