白馬五竜スキー場の冬?春営業は、5月15日を持って終了しました。
これから一ヶ月間は整備点検の時期に入り、白馬五竜高山植物園は6月16日からの営業となります。
2011年5月15日の状況です。
最近までスキー場を営業していただけあって、雪はまだたくさんあります。
場所によって積雪は違いますが、多いところで2m近くでしょうか。
一方でロックガーデンの方は風で雪が飛ばされやすいこともあり、ほとんどで雪が溶けています。
場所によって雪解けのスピードが違うのは高山も同じ。高山ではその雪解けの差が、生育する植物、開花時期のバラつきなどを生み出し、多種多様な生態系が作られているものです。
植物園の上部では、ザゼンソウが咲いていました。
茶色いミズバショウの仲間ですが、自分で熱を持つため、周りの雪が溶けています。
場所によってはフキノトウがたくさん出ています。
山菜として有名で姿はかわいいのですが、キク科の植物だけに成長すると綿毛を飛ばし、あちこちに生えてきます。
そうすると雑草として抜き取ったりしないといけないのですが・・・、この時期に取っておけば、増えすぎるのを多少は抑えられる!ということでフキノトウを採り、油で揚げて処理してしまいました(笑
残雪の北アルプスを望む園内にて、雑草駆除を兼ねフキノトウを採り、レストランで天ぷらやそばを楽しむエコツアーなども企画出来るような気がします。
白馬五竜高山植物園の営業は6月16日からになります。
営業開始すぐにはチングルマやシラネアオイといった雪解け後すぐに咲く植物が綺麗に見られるはずです!
初夏の白馬にもぜひお越しください!