6月16日の開園が迫ってきました。
園内では雪解け後に最初に咲いてくる高山植物たちがたくさん咲いてきています!
キバナシャクナゲ
ミネズオウ
ハクサンチドリ
クロユリ
ハクサンイチゲ
シナノキンバイ
良く聞かれる質問では、「一番花がキレイなのは何月ですか?」というもの。
花の数が多く、一回だけ来るとしたら、「7月」がおすすめではありますが、
ここに紹介した高山植物はほとんどが6月中旬?7月最初に咲いてしまうものです。
3日前にはほとんど咲いていなかった植物が今日ではたくさん咲いていたもので、
更に言えば、半月後にはほとんど花は終わっていることでしょう。
その頃には違う花がまた咲いてきます。
つまり先の質問には、「そんなの答えられません!」が本音。
日々、月ごとに移り変わる植物を見るのに一回だけで楽しめるわけは無いわけです。
園内のコマクサも花が多くなってきました!
雪解けの早いロックガーデンでは見ごろを迎えてきています。
(雪解けの遅いゲレンデ斜面ではつぼみもまだまだ)
コマクサの花を綺麗に写真に撮るには早い方が良いものです。
コマクサの開花はおよそ7月いっぱいと長いものではありますが、後半になると咲き終わった花、種になってきたものが同時に写真に写るので、写真にこだわる方は6月中がおすすめです!
普段携帯しているコンパクトなデジカメですが、それなりに綺麗に撮れました。
知る人ぞ知る高山植物の名花、ウルップソウです。
このアングルで撮ると、どこかの高山で撮影したように見えますが・・・、
立ち位置で撮ると、やはりいつもの植物園内。
アングルに凝りつつ、山のてっぺんで撮ったような写真を演出するのも面白いものです。
一方、ブナ林の中では、ツバメオモトやシラネアオイなども咲いています!
これらの花も6月中に咲き終わるものがほとんどです。
この記事の写真は、全て今日撮ったものです。
来週のうちに来られた方は今日のような植物に出会えることでしょう!
まだまだ来園者も少ない6月の頃、今しかない植物に、会いにきてください!