7月も終わり頃になり、8月らしい花が園内で増えてきました!
今回は一眼レフのカメラを片手に園内、アルプス平自然遊歩道を歩いて植物の写真を撮りました。
普段持ち歩いているコンパクトとは違った感じの写真が撮れるのが良いものです。
今咲いている、これからも咲いてくるおすすめの花を紹介します!
ヤナギラン。園内では群生しているのですが、いよいよ咲き始めました。
ササユリ、いかにも日本のユリといった風情た素敵です。
タマガワホトトギス。意外と存在感のある花。園内のあちこちに咲いています。
ノハナショウブ、ヒオウギアヤメ。
ノハナショウブはヒオウギアヤメよりも紫が濃く、花びらも大きいです。
少し前まではヒオウギアヤメが群生していたのに、今では8割方ノハナショウブが咲いている時期になりました。
クルマユリ。日本の高山を代表するユリ。小ぶりな花がかわいいものです。
園内ではハナチダケサシの群生が見ごたえがあります。
このそばを通るととても良い匂いがします!
園内ではコマクサもまだまだ咲いています。
群生する姿は遠くからも地面がピンク色に見えるほど。
ごくまれに白い花も見られます。
ここからはアルプス平自然遊歩道の周辺の植物になります。
キンコウカ。金光花、とはすごい名前ですが、湿原内に群生していて見事です。
コオニユリ。地蔵の頭周辺に自生しているのですが、おそらく地質の影響で大きいもの、小さいもの、様々な草丈のものがあります。
キアゲハが蜜を吸っていました。花粉が体にたくさんついています。
ミヤマママコナ。足元をふっと見れば以外に数が多かったりします。
オオバツツジ。ツツジの仲間では地味な方?なかなか見つかりません、探してみてください!
ホツツジ。ヤナギランと同じく、下から上に向かって次々に花が咲きます。
今では咲き始め、これから目立つツツジの一種になるでしょう。
この周辺で一本だけミヤマホツツジを見つけました。
上記のホツツジはおしべがまっすぐですが、こちらは力コブをつくる腕のように『ゝ』と曲がっています!
ニッコウキスゲの花もまだまだ見ごたえがあります!
おそらく開花数のピークは過ぎたころですが、雪解けの遅い湿原内ではこれから咲く花が多く、見ごろが続きそうです。
撮り方によって写り方がだいぶ変わるのもこの花の魅力でしょう。
ゲレンデ斜面ではシモツケソウ(右の赤い花)、クガイソウ(紫の穂)なども増えてきました。
自生の植物がゲレンデ斜面に咲き誇る季節になりました。
8月の花のキーポイントは『群生』。
7月のポイントは『小さく多種』。
さて、どちらがお好みですか?
それは来てみて決めてみてください!