緑の調律日誌

もう秋か、そんな頃の花

2011/08/31

植物園も、やっぱり秋らしくなってきました。

園内を覆い尽くすカライトソウはまだまだ見ごろです!

けれど、何となく色が褪せてきたものも増えてきたような・・・。

地蔵の頭から。五竜岳?唐松岳の山肌には、まだまだ雪が見えます!

タムラソウの花が最盛期です!キアゲハも良く蜜を吸いにきます。

ゲレンデ斜面を歩く道沿いにもたくさん咲いています。

オヤマボクチの花。つぼみの頃は緑色ですが、いつの間にか赤くなって、気が付けばそのまま種になっています。

ハクサンシャジンの花も見ごろです!

たくさん写真・・・撮ってね(笑

ゴマナ。人には『ヒメジョオン』を小さくしたような花、と説明しますが、よくよく見るとやっぱり綺麗です。

オオイタドリも花を咲かせています。この花が綺麗だという人は全然居ませんが・・・、

撮り方によっては綺麗に写るものです!個人的に大好き。

シモツケソウの花。ゲレンデ斜面の見ごろは終わっているのですが、

湿地の雪解けが遅い場所(写真左上)では、ようやく咲き始めたようです!

コウメバチソウの小さな花も足元にたくさん咲いています!

こういう何てことのない場所に多いのですが、スキー履いてリフトを降りた先の夏に、こんな花が多いと考えると素敵なものです!

イワショウブの花も見ごろです!この花の茎は、何故かこれでもかというくらいネバネバしています。

エゾリンドウの咲き始めました。もう秋ですね・・・。

ノコンギクも咲き始めました。野菊の仲間は秋に多いのですが、もう秋の入り口です。

植物園内にはコバギボウシが大量に群生しています。

野生でこれだけ群生する場所も少ないですが・・・、ちょっと肥料を撒き過ぎたのかも・・・。

エンビセンノウ。この花ほど、「RED」という色が似合う花も少ないのではないでしょうか。

スキーシーズン只中に室内でタネをまき、冬中自動販売機の横の窓際で育て、一年経たずに咲きました。園内にあちこち植栽したものが良いアクセントになっています。

 

今の時期は、夏の名残を惜しむように残っている花と、秋らしい花が咲き始めた季節。

紅葉のシーズン前の花々をぜひ、見に来てください!

 

コマクサの最盛期は7月中旬ですが、花期が意外と長いもので、8月30日時点でも写真のような鮮やかな個体もあります。探してみてください!