昨日、今シーズン初のスキーをした。
夏の間植物園であるゲレンデを滑る。
この辺がコマクサ、ウルップソウ、キバナシャクナゲときて、青いケシ、シラネアオイはコースから外れる。
そんなことを考えながら滑るのは、おそらく自分くらいだろう・・・と、良く分からない優越感に浸りながら滑る。
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ロックガーデンの山頂は冬でもしっかりと分かる。
圧雪はしていないようで、雪がやわらかい。
ストックを力いっぱい雪へと押し込む。
微かな抵抗の先に、ストックが3分の2ほど埋没する。
ゲレンデ積雪情報では、205cm、しかしこの場所は雪が薄く、60cmといったところか。
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夏の間も動いているリフトに乗る。
高さも速さも夏とは違う。
ブナの木々の先に実が落ちたカラがたくさんついているのが目につく。
ナナカマドの実は落ちていないものも多く、赤い実が鮮やか。
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植物園がある白馬五竜スキー場には何故か全然みられないヤドリギ。
八方尾根や栂池スキー場では良くみかける。
白馬五竜スキー場の隣のHakuba47ゲレンデで、今回3個だけみつけた(木の生え方が丸いので、あえて「個」で)。
白馬五竜とHakuba47をつなぐヤセ尾根の上級コース沿いを探してみたが、見つからない。
さて、ヤドリギの分布は何が影響しているのやら。
実を食べる鳥が植物園周辺には、少ないのかしらね。
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冬場のインフォメーション業務の参考にと、いいもり、Hakuba47の事務所を訪れてみた。
いいもりの事務所の方とは初対面であったものの、ブログ見てますよ、アオダイショウの話が好きです、と具体的に言われたのは嬉しいものですね。どれくらいの方が読んでくれているのだろうか。
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スキーは好きーだし、楽しんでいるが、上級者には成り得ない、そんなレベル。
安定した斜面ではカッコ良く滑れる(つもり)ものの、
凸凹やアイスバーンが出ると、型が崩れてしまう。
エッジでどのように雪面を滑るものか・・・。
日本刀で竹を切る、あの技術を考えてみる。
最適な角度、力の運びでないと、手前か奥に弾かれたりする。
竹の中に鉄棒が入っていようがそれごと切る、そんな感じで踏み込めばよろしい。
全くもって一般的でない例えを頭に描きながら斜面を滑り降りたりする。
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先日、上司から、植物園のツイッターやフェイスブックをやろう、との提案があった。
当たり前になりつつあるスマートフォン、あれがあればやり安いだろうが・・・、
最近の若者のように(自分も若いが)、常時ケータイやネットに触れていたいわけでもないので、通信料の高いスマートフォンが欲しいわけではなく、また泥作業しつつ会社の電話をとるので携帯電話は傷だらけ。こんな状況でタッチパネルなど触りたくない・・・。
けれど、植物園の情報は伝えやすいだろうし、リピーターの方は気にして下さるだろうな・・・と利点も多いはず。
さて、どうなるやら。今後にご期待ください、なるか?