緑の調律日誌

植物観察会【諏訪周辺】

2013/04/17

植物仲間の集まりを通じて知り合った、大阪のお姉さま方二人が長野に来て、

案内して!とご指名いただきまして、植物の観察をしてきたものです。

道中の松本、今年は開花も早く4月中旬頃が一番の見ごろになりました。

桜の花をキレイに撮るのは難しい・・・。

案内した場所は複数あるのですが、見ごろだったフクジュソウのとある場所。

この場所の素晴らしきところは、田んぼの畦に当たり前のようにフクジュソウが咲いているところ!

軽トラが通るような道ですが、車の通り道は育たず、車線に沿うように左側に咲いていて、それもまたたくましいもの。

当たり前のように咲くフクジュソウ。

昔はこんな場所も多かったんでしょうかね。

この場所は今後も続いていって欲しいもの。

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さて、園芸にうるさいお姉さま達が驚いたのはこの場所↓

辰野にあるシダレグリの自生地。

事前の説明で、「盆栽仕立ての実物大が斜面一面にありますよ」

正にそんな感じで、不思議な空間・・・。

県内、全国の知名度はあまりない・・・?

大正九年に国の天然記念物指定の由緒ある場所です。

説明の看板。クリックして拡大すると読めます。

「この独特の樹形は・・・略・・・いわば盆栽の仕立てをシダレグリ自らが行っているようなものである」

なるほど。それにしても不思議な木たち。

とにかく不思議な空間なので、皆さま、ぜひ行って見てください。

花に興味の無い人も、こういうものは楽しめるはず。