緑の調律日誌

開花調節の園内雪よせ

2013/05/17

白馬の春もいつの間にか当たり前になってしまいました。

五竜かたくり苑はすっかりカタクリの花も終わり、一面が緑色に変わりつつあります。

しかし、標高1500mの植物園は、まだ一面の雪!

左の雪山は、この時期に来る修学旅行の学生の雪遊び用でございます。

この日は雪上車に乗って上の方まで。

これで何をするかと言うと・・・

ドドドドドドドド!!!

ダイナミック開花調節!!

園内の雪が薄いところ(風で雪が飛ばされる)は地面が出てますが、

一部を雪を厚くすることで、植物の開花をずらし、総じて花期が長くなるように調節するのです!

これも雪国スキー場ならではの荒ワザです。

雪解けの早いところではコマクサの葉っぱが伸びてきています。

ウルップソウの画像をうp

ショウジョウバカマも咲いていました。

ナチュラルテイスト植栽(自称)により植えつけたものですが、すっかり自生のごとく馴染んでいました。

園内のど真ん中のこの雪山。

消えるのはいつ頃になるのか・・・。

またブログにでも載せることにします。

植物園の開園は6月15日から。

皆さま、是非お越し下さいませ!