植物園の開園は、6月15日からですが、植物園の準備や栽培などは今も忙しく始まっています。
こちらは、ヒマラヤの青いケシの小さい苗。
冬のスキー場の窓際でタネを播いていたものを、ようやく外に出せる大きさと外気温になりました。
・・・そして、奥の方を見ると・・・
開花しているものもあります!
園内に植えてあるものの見ごろは7月ですが、
開花時期をずらして、6月15日の開園時にも咲いているものが見られるように・・・。
でも、半月遅く咲いてくれれば、一番良いのですけれど・・・。
こちらは、冬を通して室内で育てていた青いケシの苗。
土の袋をイスにして、植え替え作業を一人、延々と続けます。
植え替え前よりスッキリ。
弱った葉っぱを除去して、一回り大きい鉢に植え替え、健康的に育つように手入れするものです。
・・・こちらは青いケシでも、イネの育苗箱でもなく、ニッコウキスゲです。
昨年播いたものですが、植え替える手間が無い・・・・・・。
青ケシちゃんが業務的に優先なもので、
植え替え手入れは、もうちょっと待ってね・・・。窮屈でごめんね・・・。
写真の倍以上の数の同じものが放置プレイですが・・・。
咲いている花を綺麗に移し変えてみました。
営業課長が、6月頭にイベント展示であれば助かるというもので、
この時期に咲いてくれたのもタイミングが良かったものです。
展示ブースの机に設置する前提で、鉢の高さを二段に変えて、立体的になるように。
いや、それにしても、やっぱり綺麗な青い花です。
園芸的に良くみられる植物にも青い花は多いものですが、
青いケシは花びらが薄いぶん、光を透過して、見え方が変わるのが魅力的です。
・・・そのぶん、理想的な写真を撮るのが難しい花でもありますが。
裏側も独特の雰囲気があっていいものです。
なんか、うなじを見ているような・・・(笑
咲きそうなつぼみも、咲く姿を期待させてくれていいものです。
(ただし、咲いている花があっての前提で!全部つぼみだったら、見た人は悔しがるだけ)
なんか、青いドレスを見ているような。
さて、一風変わった青いケシもつぼみをつけつつあります。
トゲが多いし、葉っぱはケバケバしいし、小さいし、つぼみは扁平だし。
一般的に栽培されていない青いケシを育てるのも、植物園として重要なもので。
正体と、花の写真は、また近いうちにご報告します。