日本に植物園は多くあり、その性質や役割は様々。
その中で、日本でも重要な植物園のひとつ、
国立科学博物館筑波実験植物園「つくば植物園」に行って参りました!
つくば駅から車で10分くらいの位置にあります。
さすがに温室も立派なもの。
後ろにそびえ立つのは、実験研究施設。
こちらも立派なものです。
温室の内部はこのような雰囲気でした。
ところで、何と偶然にも京都府立植物園の園長さんが職員の方に案内してもらっているところで、図々しくもご一緒させていただき、職員の方らの工夫や苦労などを色々と伺うことも出来ました。
展示の色々工夫をしているもので、手書きのものなど、逆に目立ち、親しみがあり良いものです。
こちらはショクダイオオコンニャク。
草だけれど、木のような大きさ!
さすがに太い!いいね!
私は、子供の頃から玉こんにゃく串が大好き、
大学の時はキャンパス内の一部を勝手にコンニャク畑に改造するなどしたコンニャク好きでありますが、
いつかこのオオコンニャクの鉢植えを観葉植物代わりに育てることが、密かな夢であります。
室内の展示には、絶滅危惧種をバイオ技術を用いて栽培する様子が紹介されていました。
貴重な植物を、残す技術と目的と実際、それらをわかりやすく解説するものでした。
このようなオシャレな休憩所もあるのですが・・・
さらにオシャレなのは、机の中にも展示がしてあること!
こういうテーブルで打ち合わせや食事などしたら、話もはずむのでしょうかねぇ。
温室や室内だけでなく、様々なコーナーがあり、
この場所は絶滅危惧種を地植えして栽培、展示しているものでした。
木で囲った地面の中に植物があり、その植物の解説やランクなどが書いてあります。
植物園、特に公立の植物園の活動には、絶滅危惧種の保全の意味合いが大きいものですが、一般に公開できるものについて、このように見せてもらえるのは、植物園の役割を多くの方に知ってもらう点では意義深いものでしょう。
こちらは、コマクサなど高山植物が植えてあるエリア。
温度計などが設置され、データを取っているようです。
この場所で記録をしていた職員の方に声をかけ、平地での高山植物栽培の様子を伺うことが出来ました。
その工夫と情熱、それと標高1500mの白馬五竜の環境は、やはり高山植物の栽培に向いているものと、改めて実感しました。
ところで、欲しくなったのがコレ!
乗って運んで楽しい、素敵な乗り物。
白馬の植物園にあるキャタピラ車などの重機は大きすぎてアソビ心に少々欠ける・・・(贅沢だ)
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国立の植物園、私立の植物園、それぞれによって意義、目的は違うものです。
何にせよ、一つの植物園の管理をしているものとして、
あちこちに植物園を見て、知り、感じ取り、
自身の管理する植物園を良いものにしていく努力を更に続けていきたいと改めて感じました。