緑の調律日誌

6月30日の花

2013/07/01

6月30日。

さて今日は園内の花の写真でも撮るか、と思っていたところに、白馬に植物観察に来た東京農業大のご一行様が訪れ、園内を見ながら話を伺いつつ、写真を撮りました。

青いケシの仲間、メコノプシス・ラケモサも咲いています。

この花は茎が伸びるので、縦じゃないと上手く撮れないんですよね・・・。

地蔵の頭ではニッコウキスゲが咲き始めました!

園内に育っているものはまだです。

山頂は雪が飛ばされ、雪解けが早く、以外に花が早く咲くのです。

この黄色い花を見ると、夏が来たことを実感します。

イワシモツケの花もあちこちで咲き始めていました!

夏が来たかと思いきや、湿原にはまだ雪が残っていました・・・。

白馬の山麓では4月中旬に見ごろを迎えるザゼンソウもまだ咲いています!

園内ではコマクサが満開です!

大学の先生らから見ても、人工的な栽培で、こぼれ種から増えるくらいになっているのは感心されるようで、嬉しいものです。

自然な雰囲気を創出する目的のロックガーデン。

右はウラジロタデ。高山のイタドリですが、裏が白くて柔らかい。

左のガケには・・・↓

シコタンソウが咲いています!

高山に岩場にこんな風に咲く花ですが、

植栽から5年ほど経ち、ようやく「こんな風に咲く」と言えるくらいになりました。

ヒマラヤの青いケシの白いケシが咲きました!

・・・説明が複雑にもなりかねない花。

青いケシの白い型で、要は珍しいもんです。

ただし、青い花が少ない時期に目立ってしまったので、逆に

「白いケシじゃなくて、青いのを見たかったんだけど・・・」と言われてしまう不遇・・・。

こちらは、アルニカ・モンタナ。

ウサギギクの仲間ですが、大きく育つもので見応えがあります。

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今は、春と夏の過渡期。

いよいよ夏がやってきます。

園内の花を、花だけでない植物を、植物だけでない雰囲気を、どうぞ!