6月30日。
さて今日は園内の花の写真でも撮るか、と思っていたところに、白馬に植物観察に来た東京農業大のご一行様が訪れ、園内を見ながら話を伺いつつ、写真を撮りました。
青いケシの仲間、メコノプシス・ラケモサも咲いています。
この花は茎が伸びるので、縦じゃないと上手く撮れないんですよね・・・。
地蔵の頭ではニッコウキスゲが咲き始めました!
園内に育っているものはまだです。
山頂は雪が飛ばされ、雪解けが早く、以外に花が早く咲くのです。
この黄色い花を見ると、夏が来たことを実感します。
イワシモツケの花もあちこちで咲き始めていました!
夏が来たかと思いきや、湿原にはまだ雪が残っていました・・・。
白馬の山麓では4月中旬に見ごろを迎えるザゼンソウもまだ咲いています!
園内ではコマクサが満開です!
大学の先生らから見ても、人工的な栽培で、こぼれ種から増えるくらいになっているのは感心されるようで、嬉しいものです。
自然な雰囲気を創出する目的のロックガーデン。
右はウラジロタデ。高山のイタドリですが、裏が白くて柔らかい。
左のガケには・・・↓
シコタンソウが咲いています!
高山に岩場にこんな風に咲く花ですが、
植栽から5年ほど経ち、ようやく「こんな風に咲く」と言えるくらいになりました。
ヒマラヤの青いケシの白いケシが咲きました!
・・・説明が複雑にもなりかねない花。
青いケシの白い型で、要は珍しいもんです。
ただし、青い花が少ない時期に目立ってしまったので、逆に
「白いケシじゃなくて、青いのを見たかったんだけど・・・」と言われてしまう不遇・・・。
こちらは、アルニカ・モンタナ。
ウサギギクの仲間ですが、大きく育つもので見応えがあります。
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今は、春と夏の過渡期。
いよいよ夏がやってきます。
園内の花を、花だけでない植物を、植物だけでない雰囲気を、どうぞ!