ニッコウキスゲが最盛期です!
実は一日しか咲かないこの花、群生するのは見ても、じっくり見る機会は少ないのかも・・・。
まず、花びらが何枚あるか、それを見てみてください。
6枚、ですよね、6枚。
何と、8枚花びらのものがありました!
タネも仕掛けも、継ぎ目もありません。(いや、種は出来るのかな?)
そして、隣にあるつぼみも何だかデカい・・・。
明日咲くだろうで見に行きましょう。
・・・
・・・
一日経過 ↓
な、何と、10枚の花びらが!!!!!!!!!
何か、でかいっすねー。
左の花は昨日咲いていた8枚花びら。
残り二つはどう咲くのだろうか・・・。
・・・
ビュ???。
強風が吹いて、8枚、10枚の花びらは、根元のタネが膨らんだ場所ごと落ちました・・・。
残りの二つは花びらの数を数える間も無く、しぼんでました・・・。
来年はどうなるか!
このニッコウキスゲは、園内のとある場所に咲いていたものですが、
場所は公開しません、というより、
こういう風に、群れて咲くので説明できません!
間違い探しがごとく、探してみるのも楽しいでしょう!!
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ところでユリの花は、3の倍数で構成されているなど言います。
花びらの数、おしべの数など、色々と。
例えば・・・
カタクリだーってー♪
クロユリだーってー♪
ササユリだぁーってーー♪
みんな、みんな、3倍なんだ、3倍なーんだー♪
(手の平を太陽に、の替え歌のつもりでどうぞ(笑
園内のササユリは現在見ごろです。
花期が短いのでお急ぎでどうぞ!
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ところで、このニッコウキスゲの仲間の変な花びら、他でも見たことがありました。
長野県白樺湖のそばのユウスゲとか。
ジンバブエで見た、植え込みのヘメロカリスとか。
もしかしたら気が付かないだけで、割とあるのかもしれません。
ただ、見ると全ての写真で、花びらは全て同じ大きさではなく、
外花被(外側の花びら)が細いのも共通して言えることですね。
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あとは、数だけでない様々な特徴を探すのも面白いものです。
何か小さいニッコウキスゲとか。
つぼみや花びらが赤黒いニッコウキスゲとか。
何か丸い花びらのニッコウキスゲとか。
(こちらも外花被が細い)
群落で花を見るのも綺麗ですが、たまには一個一個の顔を探すのも面白いかもしれません。
これを極めていくと、産地による個体の違い、葉の形態や毛の有無などを見るようになり、
植物を分類する学問へとなっていくのでしょう。
(私はその領域まで至れていませんが・・・)
何にせよ、オレも8枚花びらニッコウキスゲ探すぞ!と意気込んでみると、何となく眺めていた花が面白くなるかもしれません。
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・・・私の中の植物に関する最も古い記憶は、四つ葉のクローバーのこと。
幸せになれるというのはともかく、その自然の間違い探しがゲームのようで面白く、
幼稚園のグランドの片隅で、同級生がサッカーに興じてる中、ひとりで探し続けていた記憶があります。
果たして幸せになれたのか・・・、
それはこんな記事を楽しみつつ書いている時点でOKでしょう(笑