白馬五竜も秋真っ盛りです!
今回掲載の写真は、全て2018年10月6日に撮影した写真です。
ゴンドラから見える景色もだいぶ色づいて来ました!
紅葉は山の上から色づいてくるので、この場所が完全に紅葉に彩られるのは来週くらいでしょう!
それでも、今でも十分キレイです!
植物園から見える景色はこんな感じ。
真ん中の山は五竜岳。北アルプスが良く見えます!
ただ、リフトのワイヤーが写真に入ってしまうので・・・リフトに乗って山頂まで行きましょう!
リフトに乗ってる時点で既に絶景が広がります!
リフトから降りた展望の良い場所はこんな感じ。紅葉がキレイですねー!
同じ場所で、少しズームしてみると・・・
どこかの山奥で、山岳写真家が撮ったような写真が撮れたりします!
山が見えると、山頂を撮りたくなりますが、ちょっと我慢して山肌を撮ると・・・それはそれで素敵!
よくよく考えると、山が見えない場所で撮る紅葉は、だいたいこんな感じですものね!
リフトを降りて少し上がると、地蔵のケルンに到着します。
ブナ林の紅葉と、北アルプスが良く見えるのです!
リフトを降りて10分の地蔵のケルン。山頂気分はバッチリです!
この道を歩くと、絶景に続いている・・・!
左側に多い、幹が白い木はダケカンバ。
ダケカンバは、漢字で書くと「岳樺」。
シラカバの仲間ですが、「岳」だけに、シラカバよりも標高が上がると多くなる木です!
同じ場所で更にズーム!
さっきと、木々の色が違います。
この場所は、上の写真の左側の森より、急斜面なのです。
ということで、背の高い木が育ちづらく、背の低い木が多く、赤や緑が多くなるのですね!
地蔵のケルンを反対側から見ると、こんな感じ。
この場所で特に多い木は、ミヤマナラ(高山のドングリ)、野生のドウダンツツジなどです。
背の低い木が多く、目線の高さで紅葉を楽しめるのです!
更に自然遊歩道を進むと、湿原が現れます!
草もみじと木々の紅葉、鮮やかな季節です!
真っ赤なカエデが空の青さに際立ちます!
こちらは地蔵の沼。真っ黒な沼で、水面に景色が映りこみます!
紅葉の湿原の散歩道、歩くのに最高の季節です!
こちらは植物園エリアにある、ロックガーデンの山頂部分。
このあたりの紅葉も鮮やかになりました!
有名な高山植物チングルマ。綿毛と紅葉が鮮やか!
クロマメノキ。日本の野生の植物でブルーベリーに近い仲間です!
味もおいしく、紅葉もキレイという植物です!
高山植物の低木、ウラシマツツジ。原色の赤です!
同じく珍しい高山の低木、チョウノスケソウも彩ります!
何と、コマクサの花が咲いています!
見ごろは6月中旬からですが、意外としぶとく、10月でも自然に咲いてくるものがあるのです!
そして、なんとヒマラヤの青いケシも咲いていました!
こちらは、6月下旬?8月上旬が見頃ですが、実はタネから育てているものに、遅れて咲いてくるものが稀にあるのですね。
こちらはコマクサの最盛期の写真。
青いケシの最盛期はこんな感じです。
コマクサ、青いケシを見に来られるのでしたら、7月がオススメです。
ですが、6月、7月、8月、9月と、見頃の花が全然違い、そして今の10月は紅葉が見頃。
白馬五竜高山植物園は、一度来るだけではその全貌は分からないのです・・・!!
いずれにせよ、紅葉は今がピーク!
まだ間に合います!お待ちしております!!!