写真は全て2021年7月17日撮影のものです。
梅雨が明け、北アルプスが終日良く見える天気でした!!
ゴンドラ山頂駅の屋上、アルプス大展望台からは北アルプスがドンと見えます!
写真の右側がアルプス大展望台です。
植物園の方も今日は多くのお客様で賑わいました!
植物園の広場では、ヒマラヤの青いケシが見頃を迎えています!
これから咲く株もありますね!
北アルプスを背景に、綺麗な色を見せてくれました!
広場の一角では、中国のアツモリソウが咲いています!
見頃は6月下旬のこともありますが、今年は雪が多い方で、開花調整のため雪を積み重ね、7月中旬の開花となりました。
広場では「お花畑ストリートライブ」が開催され、いがりまさし氏の生演奏による笛の音色が響いています。
近寄ってみると、いがり氏による著書の紹介、ドライブに最適な音楽CDなども販売しています!
白馬五竜の音のおみやげに是非ともどうぞ!
今年、新しく調整しなおした記念撮影ベンチ。
私の友人家族が来たので撮らせていただきました!
小さなお子様連れでも来られるのが、白馬五竜の良いところです!
おすすめランチは、展望レストランALPS360の、夏野菜カレーとスイカジュース!
山を見ながら食べて、夏山気分を味わえます!
それにしても、梅雨が明け、今日は多くのお客様で賑わいました!
屋外の空気のキレイな場所に皆様来られるのですね。
植物園の各所ではヒオウギアヤメが見頃を迎えました!
ヒマラヤエリアにある、ユリの仲間。ノモカリス・フォレスティ。
こちらも非常に珍しい植物ですが、良く咲いてくれています!
こちらも外国の植物、タマシャジンとも呼ばれる植物です。面白い形ですね!
人気の高いエーデルワイスですが、植物園の広場で咲き始めました。
こちらはエーデルワイスの仲間、コウライウウスユキソウ。良く咲いています!
その隣では、エーデルワイスが咲き始めました。
7月後半から8月上旬くらいが良さそうですね!
気温はほどほどですが、直射光がある場所は暑いです。
ブナ林の中に入ると涼しさを感じられます!
白馬五竜池では、ヤマメの飼育展示も始めました。
ボックスの中にエサが入っています。エサをやるとすぐ食いつくので面白いですね。
ロックガーデンの山頂部分。こちらは登山気分が味わえる場所ですね!
タカネナデシコの花や・・・
クルマユリの花など、夏らしい花も増えてきました!
〇〇ツメクサという植物は何種類もあるのですが、そのうち一つのタカネツメクサ。
マット状に生育していく姿は、いかにも高山植物らしい姿です。
イブキジャコウソウがピンクのマット状に広がり、花を咲かせています!
この花の特徴は、葉っぱが良い匂いがすること!
タイムというハーブの仲間でもあります。ぜひとも葉の匂いをかいでみて下さい!
こちらも高山植物らしい姿のイワギキョウ。小さな葉の割りに、大きな花を咲かせます!
白馬五竜高山植物園の代表格、コマクサも最盛期を見せています!
こんな感じに、自生地らしい岩を敷き詰めた場所で群生している様子が見られます!
岩やベンチに腰掛ければ、登山をして山頂でコマクサを見ている気分・・・!
ひとつひとつ表情が違うので、お気に入りの花を見つけながら写真を撮ったりするのも良いですね!
植物園の最上部の方では、自生のニッコウキスゲが鮮やかな黄色の花を咲かせています!
この花は、じつは一日花なのです。
一日で花はしぼんでしまうのですが、次々とつぼみが咲いてくるのです!
両サイドがニッコウキスゲの道を歩くことが出来ます。
実は左のニッコウキスゲは自生そのもの。右側は植物園としてタネから育てたニッコウキスゲを植栽しています。
もともと片側だけだった場所を、道の両側が花を咲くようにしたものです。
自生のニッコウキスゲの種子を採取し、増やしていけるのが植物園ならではの特徴ですね。
(一般の方の種子採取はご遠慮ください)
このように、植物園スタッフでは、日々の除草管理などの他に、植栽エリアを開墾し、より魅力的な花が咲くように努めています。
「前と変わった場所があって良かったです」とお客様に言っていただけることがあるのですが、それはとても嬉しいことです。
植物園の広場では絶滅危惧種コーナーもあり、希少な植物を栽培しているところですが・・・
その中でも特に希少な植物のひとつ、クモマキンポウゲが咲いています。
6月中旬に開花したのですが、早くも第2花が上がってきました。
(枯れた茎はタネになりタネを回収した後の茎です)
おそらく自生地の高山帯は気候が厳しいので、花が一回咲いたら終わりでしょうが、栽培すると新たな知見も得られるところです。
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いよいよ梅雨明け!
高山植物たちも賑わいの季節です!
北アルプスを望む、空気の綺麗な山の上で、皆さまをお待ちしております!