2023年9月23日、白馬五竜高山植物園が取り組む、絶滅危惧種の保全についての講演会イベントを開催しました!
昨年も同様の報告会を開催しましたが、
今年なりの話題も追加しての開催です!
会場は、エスカルプラザの人通りがある場所を設定しました。
植物園に向かう人が通りすがりにフラッと立ち寄れる位置取りです!
「持ち帰りできる資料の配布があれば」・・・と、昨年のアンケートでもいただきました。
しかし・・・紙の資料を作成するのは、まとめと印刷の手間もありまして・・・
スライドの大半を印刷して掲示してみることとしました。
早めに会場に来られた方が、先んじて目を通されていたり、
「個人的な写真撮影どうぞ」と明記しているので、閉会後にスマホで撮影される方も多くいらっしゃいました。
私自身、講演会などではスライド画面を良く写真に撮るので、こうして貼っておけば、お互い有意義というものです!
午前10時、講演会開始です!
小規模な講演会なので、20人来ていただけるかな・・・と思っていたのですが、
40人以上来ていただけました!嬉しいですね!
また、通り道とも言える空間で公開講演していたので、通りすがりの方も足を止め、ちょっと見て行く方も多かったです!
今回の講演の目次です。内容が多岐に渡ります!
ゲスト講演も含めて、時間は2時間です!
ゲスト講演者、石原裕美さん。白馬山案内人、長野県ライチョウサポーターズエース。
中央アルプスで、ライチョウ活動をされる石原さん。
(活動を見学させていただいた時に、カッコ良く撮らせていただきました!)
活動の体験談、苦労話など、当時者にしかわからない話題をたくさんいただきました!
ゲスト講演者、腰塚祐介さん。足立区生物園の陸生昆虫班長として、フサヒゲルリカミキリの保護増殖事業としての飼育を担当されています。
飼育方法、日々の管理、食草キープの苦労など、具体的な体験談をいただきました!
午後は、植物園の見学会。
ビジターセンターに設置した展示を説明しつつ、鉢で育てる高山植物、飼育しているタカネヒカゲ幼虫などを実際に見ていただきました!
植物園では、通常のガイドというよりも、
どういった環境や用土で育てているか、その工夫や苦労は何か、
実際に見ていただきながら説明させていただきました。
天気は肌寒く、小雨混じりでした。
それでも、皆様興味深く聞いていただきました!
非常に熱心な方たちと、ご一緒させていただき、有意義な時間になったと思います!
皆様、今回のご参加、ありがとうございました!
今後も活動を継続し、深めていきたいと思っています!
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下記、講演スライドの一部です。
解説ありきのスライドではありますが、雰囲気だけでも感じてみてください!!