こんにちは!白馬五竜高山植物園スタッフのひのきです。
最近の白馬は、急に秋が訪れたようで、夜は気温が13度まで下がり、肌寒さを感じます。実は私、白馬で秋を過ごすのは今回が初めてなので、この急な冷え込みに驚いています。やはり白馬は標高が高い山の中の村だと実感しますね。急いで上着を着たら、スタッフに「ちょっと早すぎるよ」と笑われてしまいました。
今日は秋のゴンドラ運行に関するお知らせです。
9月28日(土)から、紅葉ゴンドラとしてさらにゆっくり運転いたします。
いつも以上に、白馬五竜の秋の風景や白馬村の美しい景色をお楽しみいただければと思います。
さて、現在の植物園の様子もご紹介します。
エゾリンドウが見頃を迎え、鮮やかな紫色が青空と美しいコントラストを描いています😆
わたしも先日知りましたが、リンドウは長野県の県花だそうで、生産量も国内2位になっております。他にも、県鳥は雷鳥、県獣はカモシカなどがあるみたいです。
リンドウの漢字は「竜胆」と書きますが、これは昔、リンドウの根や根茎が中国や日本で薬として使われていたことに由来しています。その根が非常に苦かったことから、「竜の胆のように苦い」という意味でこの名前がつけられたそうです。
紅葉も少しずつ始まっており、葉っぱがところどころ色づいています。紅葉した葉を探しながら、宝探し気分で散策をお楽しみいただければと思います👀
涼しくなってきましたので、トレッキングもおすすめです。
一周約30分の自然遊歩道は木道が続くので歩きやすく、アルプス展望リフトを降りてすぐに散策が楽しめます。このエリアは蛇紋岩という特殊な地質のため、珍しい高山植物が見られる学術的にも貴重な場所です。
遊歩道のスタート地点にある地蔵のケルンでは、360度のパノラマビューが楽しめます。五竜岳や唐松岳だけでなく、白馬三山や戸隠まで見渡せる絶景ポイントです。自然遊歩道から1時間半ほど歩気、小遠見山まで上がれば空気が澄んだ日には遠くに富士山が見えることも。(ちなみに私はまだみれていません😭)
ここで白馬五竜リフトスタッフが教える地蔵のケルンでの写真の撮り方をお教えします。地蔵のケルンに空いている窓からは白馬三山が見えます。この窓をフレームのように使い、白馬三山を撮影すると、山とケルンの共演を美しく収めることができます。写真を撮るときはぜひ試してみてください。(⚠️写真を撮るときや山を見ているときは、十分に注意してください)
遊歩道散策の際は、足元に十分お気をつけください。
皆さまのお越しを心よりお待ちしております。