写真は全て2021年7月8日に撮影したものです。
7月になり一週間が過ぎてしまいましたが、ここ半月ほど、ずっと梅雨っぽい天気が続いていますね。
それでも高山植物は咲き、雨で潤う姿も見どころがありますね!
ヒマラヤの青いケシ。今年の開花はやや遅めです。
それでも綺麗な花が咲いてきてくれています!
雨に濡れた姿も綺麗な花ですね!
植物園のアルプス平広場に咲く青いケシで、10株くらい花が咲いてきています。
これから、まだまだ増えるところです。
咲きはじめの頃の花は、アップで写真を撮るには向いています。
しばらく良い感じが続くでしょうね!
ノモカリス・フォレスティ。
ユリの近縁種ですが、これからどんどん数が増えてきます!
プリムラ・セクンディフロラ。
サクラソウの仲間で、アルプス平広場で見ごろを迎えています!
コウライウスユキソウ。
エーデルワイスの仲間です。アルプス平広場で見ごろです!
ヒマラヤトラノオ。
ロックガーデンのあちこちで咲くようになりました。
アルニカ・モンタナ。
ロックガーデンの一角が遠目に黄色に彩っています!
こちらは、アルプス平広場にある、中国のアツモリソウ。
ここは雪を積んで開花を送らせていたのですが、ようやくつぼみが伸び始めてきました。
あと一週間ほどで開花でしょうか。今年も楽しみです。
植物園のメインの花、コマクサも最盛期を迎え始めました!
雨にしっとりと濡れた姿も、高山植物らしさを感じさせてくれます。
白いコマクサもすっかり増え、あちこちで見かけることが出来ます。
白馬五竜高山植物園、実は雨に強いのです。
歩道が整備され、幅も広く、傘をさして歩きやすくなっています。
植物園の何か所かには、東屋を設置し、休憩もできます。
ゴンドラひとつでアクセスでき、ビジターセンター、レストランと施設も整っているので、目的に応じて時間が過ごしやすいのです。
イブキジャコウソウが、ピンク色のマット状に賑やかになってきました!
シコタンソウの花も目立つ場所に咲いていますね!
コマクサの近くに育てているチシマギキョウも見頃を迎えてきました。
背丈の割に大柄の花が目を引きます!
ハイマツ群落のあたりでは、ミヤマハンショウヅルがツルを伸ばして花を咲かせています。
ハイマツの足元では、ゴゼンタチバナも鮮やかですね。
ハイマツの足元で咲く、リンネソウ。
昨年植え付け、今年初めて植物園で開花するニューフェイスです!
高山帯のハイマツの下でしか見られず、育てている植物園もおそらく少ない(もしかして無い?)珍しい植物です。
今回のブログ記事では、個人的に特にオススメしたい植物です!
ミヤマキンポウゲの群生が、開花期間長く咲いていて、まだまだ見頃です!
ミヤマキンポウゲの中では、クルマユリが咲き始めました!鮮やかなオレンジ色です。
アルプス平広場では、ヒメサユリも咲き始めました。
いかにもユリらしい姿が目を引きます。
ヒオウギアヤメの花も、植物園全域で咲くようになってきました!
一方、こちらはアルプス平自然遊歩道。
今日は雨なので、さすがに地蔵のケルンまわりは北アルプスが見えませんが・・・
ケルンに登る途中の道では、ニッコウキスゲ、ナメルギボウシ、オニアザミなど、夏の花がどんどん開花しています!
ミヤマトキソウ、ランの仲間も咲き始めました。
石畳の湿原。
今年はコバイケイソウの花が当たり年で、あちこちで咲きました!
この場所は雪解けが比較的遅い場所で、コバイケイソウの花がまだ咲いています。
こんな感じで群生しています。
見頃は、あと一週間くらいでしょうか。
お早めにどうぞ!
ニッコウキスゲの花も見応えが出てきました!
植物園全域で咲きますが、最盛期はこれからですね。
花は一日でしぼむのですが、つぼみが次々に咲くので、総じて黄色の満開が続きます。
この花を見ると、夏が来たことを感じます!
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7月上旬、いよいよ夏らしい花が増えてきました!
シーズンのうちで、一番植物の種類が多いのが7月です!
白馬五竜高山植物園は、晴れはもちろんのこと、雨でも充分に花を見ることが出来る場所です。
梅雨の間の行き先に、ぜひお越しくださいませ!