Q.白馬五竜高山植物園の青いケシ、見頃はいつでしょうか?
A.早いものは6月末から開花、7月中旬が一番の見ごろでしょう!
上の写真は、2018年7月1日。良く咲いてくれました。
上の写真は、同じ場所の2019年6月18日。
雪山が見えます!お客様が多く来られる7月中旬にベストな開花を目指し、青いケシの開花を調整するのです。
そして、手前にモサモサ育った緑色の葉っぱは、6月下旬には咲くように調整した青いケシたちを植えました。
つまり、この場所では
?6月下旬に咲く青いケシ(開花調整)
?7月中旬前後に咲く青いケシ(雪解け調整)
と、2段構えで準備をしています!
これで、多くのお客様に長い期間で青いケシを見ていただけるようになるはずです!!
左のモサモサは、早く育てた青いケシ。
右の雪解けに見えてるモヤシは、育ち始めた青いケシ。
2つが同時に見えるのも不思議ですね。
半月もすれば違和感に気づかないくらいにはなるはずです。
それにしても、青いケシの新芽は強いもので、雪を割って育ちだすのです!
上の写真は、2018年7月1日。この場所も良く咲いてくれました!
上の写真は、2019年6月18日。
雪は見えませんが、こちらも雪解けを遅くし、青いケシの新芽が伸びてきているところです。
その一角にも同様に、6月下旬に咲くような株を配置してあります!
ちょっと(だいぶ)密度を濃く植えてみました。
咲きだせば、豪華に見えるはずです!
そして、
?開園直後に咲くように調整した青いケシ
も若干ながら見られるのです!
これで、?、?、?と6月15日の開園から8月までは青いケシが見られるのです!
ですが、一番キレイな状態の花は、7月中旬です。
青いケシを一番の目的にされる方は7月中旬にどうぞ!
こちらはヒマラヤエリアのロックガーデン。
この場所も同様に早く咲きそうな株を植栽しています!
青いケシが咲く場所には、過去の写真なども載せています。
もし、開花がまだでも、下見と思ってぜひ再度お越しください!
後ろにボケて写った大株は、大地に根付いた青いケシ。今年も良く咲いてくれるでしょう!
6月18日は、ゴンドラの下は曇り。写真の右側は山が見えません。
ですが、雲海を抜け、植物園では良く晴れていました!
同じ場所で左側を見ると、白馬三山が良く見え・・・
五竜岳も良く見えました!
ですが、朝九時前には山が見えなくなりました・・・。
晴天予報であっても、山を見る確率を上げるには、朝一番のゴンドラにご乗車下さい!
こちらは、シラネアオイ。
日本固有の植物で、雪解け間もなく花を咲かせる、青いケシに劣らない綺麗さを持つ山の植物です。
この写真、左側は花盛りですが、右側はつぼみ。
右側が雪解けを遅らせ開花をずらした結果です。
開花のスピードが速く、この状態でも2、3日で見頃を迎え、一週間もせずに花が終わってしまいます。
シラネアオイを見るには、6月下旬までにぜひお越しくださいませ!
今年の植物園も賑やかにしていきたいところです!
多くの皆様のお越しをお待ちしております!