2014年の植物園開園は、6月14日です!
6月2日の開園前の園内の点検作業と咲いていた花などについてご案内いたします!
園内の広場はこんな感じ。
修学旅行の学生らの遊び場として、開花を遅らせる手段として、
積み重ねた雪がまだあるものです!
意図的に寄せ集めた雪以外は、およそが溶けたようです。
写真手前は、外国の高山植物エリアですが、
遠目にもわかるようなにピンクの花が咲いています!
プリムラ・ロゼア。
ヒマラヤサクラソウとも呼ばれますが、雪が溶けると間もなく咲いてきます。
開園直後には雪解けが遅い場所で見られるはずです!
ヒマラヤの青いケシも新芽がだいぶ伸びてきました!
今年の開花がどうなるか、今から楽しみです。
青いケシに勝るとも劣らない、日本の名花シラネアオイです。
こちらも開花が早い場所では咲いていました。
知る人ぞ知る雪国の植物、トガクシショウマ。
正直・・・、パッと見ると華やかな感じはしないのですが、
よくよく見ると、繊細な花がとても素敵なものです。
いつもより一歩近づいて花を見ると、より楽しいものです!
こちらはロックガーデン『白馬連峰高山植物生態園』
北アルプスらしい高山植物を植栽していますが・・・
ハクサンイチゲが咲いていました!
ウルップソウも気の早いもので、咲いているものもありました!
チョウノスケソウも咲き始めです!
こんな感じに撮ってみると、自然な感じでよろしい。
植えて育てたものが、きちんと根付いてくれているのは嬉しいものです。
クロユリはまだつぼみでした。
もうしばらくしたら咲いてくるでしょう!
アルプス平自然遊歩道に向かうと、ところどころ雪が残っています。
ミズバショウの仲間、ザゼンソウが咲いていました!
緑の葉っぱはニッコウキスゲです。
フキノトウ。これも立派な花です。
雪と撮ると、春の訪れを感じさせるようで好きな花です。
地蔵の沼。ミズバショウが育っていました。
この場所は開花が早く、6月の前半が見ごろを迎えるものです。
けれど、自然遊歩道の別の場所では雪が深く、6月下旬に咲くものもありますので、6月14日に開園してからもどこかで花は見られるものです!
この、美味しそうな草はコバイケイソウ。
毒草です・・・!
でも、雪解けに生えてくる植物で、一番うまそうに見えるんですね・・・
ただ絶対に食べないよう、注意して下さい!
カタクリといえば、白馬でも4月下旬に見ごろを迎えるものですが、
雪解けの遅い場所では、今咲くものもありました!
こんな感じのブナの新緑と残雪を見られるのは今ならではの景色。
6月14日の開園時もまだこんな雰囲気が残るものです!
それを見に来るだけでも良いものです!
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今回紹介した花は、開園前に咲いている現状ですが、
6月14日からの開園からおよそ10日くらいの間は見られるものが多いかと思います。
6月、残雪と雪解けの高山植物の季節。
その景色を是非、見に来てみて下さい!
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おまけ新発見
写真中央は、ニワトリの形をしていると言われる雪形です。
これを拡大してみたところ・・・
右上の方をご覧下さい。
なんと目があるべき位置に、きちんと目がありました!
黒い部分は岩でしょうが、目の部分が飛び出ているのですね。
見慣れていたニワトリですが、今回、我ながら良い発見をしたと思っています!
毎年、何かしらの新発見があるのは嬉しいものです。
・・・
でも、見慣れてくると、今度はアルパカに見えて・・・、きませんか?笑