園内のロックガーデンは、気軽に登山気分を味わえるような作りになっています。
傘を差しても、列になっても、それは山を登ってるような気分!のような。
一つのおすすめ、ミヤマハンショウヅル。
クレマチス、という園芸の花は有名ですが、
同じ仲間の高山植物です。
ツルになってたくさん伸びてきます。
咲き出した青いケシの中に白花が!
白いケシです。いや、白い青いケシです。
なんのことやら。
園内のお気に入りの花を探してみてください!
2012/07/03
2012/07/02
白馬ALPS花三昧のイベントが7月1日?8月31日を通して開かれます!
白馬の花の名所を紹介したパンフやシャトルバスなどが運行され、
夏が盛り上がります。
そのオープニングイベントが白馬五竜高山植物園にて開かれました。
あいにくの雨、レストランALPS360にて村長の挨拶から。
近隣の子供さんを中心にしてバルーンリリースから。
風船は溶けて無くなるやつです。念のため。
信州のゆるキャラ、アルクマ君も参加しています!
風船が大空へ。
笑えなかったのは、風船の浮力が雨に負けるものもあり、一度上がった風船が園内に再び落ちてきたこと・・・。
ハーモニー白馬さんによる合唱。
本来なら外で山に向かって合唱なのですが、今回は室内で。
私も一部、リコーダーで参戦させていただきました!
そして、アルプホルンの演奏。
デモ演奏の他、吹きたい人には試しに吹いてもらったりもしました。
実は、この楽器、メンバーのお手製です。
白馬在住の木工がプロ並の方の指導により作ったようです。
作ってる光景を見たことがありますが、技と根気と努力の賜物です。
先端の曲がっている部分は、斜面に生えて根元が曲がっている木を使っています。
そして、個人ごとに違うイラストに愛着を感じます!
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白馬村による「白馬ALPS花三昧」公式ホームページ
http://www.vill.hakuba.nagano.jp/privilege/hanazanmai/index.html
是非、お越し下さいませ!
2012/07/02
2012/06/30
6月29日、夏山安全祈願祭が開かれました。
官民、あらゆる地域の関係者が一同に介します。
地元の観光組合の方々との草取り作業。
もともと、地域の方々と一体になって植栽し作り上げてきた歴史を持つ植物園。
今でも定期的に園内の作業を一緒に行っていただいています。
山を見ながら一息。こういう時間も良いものです。
個人的におすすめ、イワギキョウが咲き出しました。
株分けしたものを、岩の隙間につめて、馴染んで、岩からはみ出すくらいに成長しました!
個人的に大好き、ミヤマクワガタ。
昆虫ではありません、植物です。
名前はおんなじですけれど。
園内の端にはまだ雪が残っています。
雪を雪上車で重ねていない自然状態にて。
ニッコウキスゲもだいぶ大きくなりました。
つぼみが出来てきています。
園内管理をする上で、重要視しているニッコウキスゲ。
たくさん咲かせるべく、株分けしたり、肥料を撒いてみたりもしています。
結果は上々の様子。
いわば、人の管理する、自然な不自然、ですが、
何にせよ、需要と好奇心のもと、植物をどこまで制御出来るのか、
ワザを磨いていきたいものです。
・・・
難しい話は抜きにして、ぜひ花咲く園内をお楽しみください!
2012/06/29
開花調整をした青いケシではなく、園内に直接植えてある青いケシ。
雪解けが遅かった今年でも、ようやく咲きだしました!
おお、何という青さ!
山と一緒に撮るのも良し。
後でよく見たら青ケシがピンボケでした。
想い出はボケませんが・・・、デジカメならばその場でチェックして、ボケてない良い写真を撮ってください!
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現在、咲き始めです。
数が多いのは七月中旬くらいでしょうか。
た・だ・し、群生でない、単体で、キレイな写真を撮るには、
咲き始めの時期がおすすめ。
最初に咲く一番花が、一番大きく、姿形が絵になります。
けれど、まだ数が少ないので、時期の見極めが難しいところ。
また、このブログでも紹介しますので、ご注意ください。
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以前紹介したホリドゥラ。
6個同時に花が咲きました!
いいね!
2012/06/29
シラネアオイ、この植物をご存知でしょうか。
園内で一番咲くのは、広場のこの場所。
そう、雪上車で雪を押し寄せ・・・
6月12日時点で、これだけ雪が残っている場所。
開花調整をしていないところでは、6月の中旬にとっくに咲き終わっているシラネアオイですが、
この場所では、6月28日時点で開花はまだこれから。
これから一日ごとにつぼみがどんどん伸びてきます。
7月の第一週くらいまで、花が見られるくらい?
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この場所で、キレイに撮った過去の写真はこんな感じ。
2009年6月19日撮影。
何という、鮮やかな花だろうか。
正直な話、青いケシより、姿形の総合点は上なのではないか・・・?
どこか青いケシに花もそっくりなようにも見えます。科とかは違うけれど。
おすすめの花、今すぐどうぞ!
2012/06/29
2012/06/26
2012/06/25
先週の6月19日の台風がやってくる直前のこと。
早めに咲かせた青いケシの場所。
ここを何としても死守すべく、青いケシ先発隊20数株全てにビニールをかけました。
さて、あとは台風が過ぎるまで、祈りながら待つしかないか。
意外に台風の被害は皆無でした。拍子抜けなくらいがちょうどいい。
奥の手の鉢で咲かせたものも順次展示しています。
つぼみはいくつまで咲いてくれるんだ?
こちらは青いケシの一種、メコノプシス・ホリドゥラ。
種から何とか咲いてくれたものです。
まだまだ試験的に栽培している種類も多いので、
「○○が△△で××頃に咲いています!」とはなかなか言い切れないもの。
電話で問い合わせいただいても、なかなかお答えしにくいので、
園内に来て、咲いてたらいいや、くらいでお願いします。
今のところは、ね。
2012/06/25
先週のこと。
園内を移動中、クロユリが無残に引き抜かれまくっているのが・・・。
こんな光景があちこちに。
犯人はサル!
状況証拠、目撃例、被害規模などからみて、きっと多分間違いなく、こいつら。
かじられたのも多いですが、手付かずの球根も多いので、どうも遊んで引き抜いているだけでは・・・?
まわりにはフキやコウゾリナなどが引き抜かれているのもあるので、やはり食うわけでなく、遊んでいるのか・・・?
全被害の9割はクロユリ。
目立つし抜きやすい形なのだからか・・・?
残り1割は、コマクサ、シラネアオイ、ウルップソウ、シシウド、ウバユリetc・・・・・・。
人気種ばっかり・・・。
正直なところで、園内のロックガーデンに植栽したクロユリの7?8割が壊滅しました。
損傷の無い球根は、痛んだ花部分から切り離したあとに埋め戻しました。
来年咲いてくれるものだろうか・・・。
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それでも、残り2割のクロユリは咲いています!
おそらく今月いっぱいが見ごろ。
けれど、実は雪どけの遅いところに植えたものが、まだつぼみなので、
7月上旬も咲いているものがあるでしょう!
今日も園内で話した方はクロユリに熱心な様子。
「今でこそ簡単にロープウェーに乗ったり出来るけれど、登山口までのアクセスも含めて、昔はクロユリを見ることそのものが貴重だったんだよ」
という人気の花。是非園内で探してみてください。
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