緑の調律日誌

緑の調律日誌

伊豆シャボテン動物公園での視察、会議でした(日本植物園協会)

2021/12/24

2021年12月13日、14日 伊豆シャボテン動物公園と関連施設の視察、会議に行ってきました。

(公社)日本植物園協会の会員植物園同士の交流も兼ねたものですね。

白馬はすっかり一面の雪景色ですが、久々に長野県を離れた他の植物園を巡る二日間となりました!

 

「大室山」

伊豆シャボテン動物公園のすぐ隣にある特徴的な山です。

見た目の通り、火山ですね。4000年前の噴火のようです。

 

大室山にはリフトで上がります。

スキー場ではなくリフトが設置されている場所も珍しいですね!

写真のようにすごくキレイな山の形をしています。

春先に野焼きをすることで、樹木が生えず、キレイな草原が維持されているのですね。

大室山:標高580m
リフト高低差:139m
乗車時間:6分
大人往復:700円

こんな感じで、片道6分を往復で乗るのですね。

リフト乗車中も絶景を楽しむことが出来ます!

それにしても良い景色ですね!リフトに乗って海を見るのも新鮮です!

手前の右側に見えるのは「伊豆シャボテン動物公園」の温室や建物。

左側にはグランピング施設「伊豆シャボテンヴィレッジ」が見えています。

伊豆シャボテン動物公園の中村園長から見える景色をご案内いただきました。

天城越えで有名な山々も良く見えました。さすが色々とご存知です。

本来の予定では二日目の朝に登る予定でしたが、天候不順を見越して早めに連れてきていただいた判断も最高でした!

(二日目の朝は雨でした)

冬の日が落ちるのは早く、太陽が低くなってきた頃に伊豆シャボテン動物公園をご案内いただきました。

カピバラの露天風呂
各地で見られるカピバラ&風呂も、伊豆シャボテン動物公園が元祖なのです(1982年から)。
元祖!カピバラの露天風呂ヒストリー
カピバラって、ここ10数年に有名になった気がしますが、キャラクター「カピバラさん」の影響が大きいようですね。
それにしても、大人から子供まで、癒される光景ですねー。

 

屋外のサボテン展示のロックガーデン。

古代メキシコ文明の石像のレプリカなどが並び、独特の雰囲気が感じられます!

周りの岩は溶岩です。

付近が火山群であり、その溶岩の上に伊豆シャボテン動物公園があるのですね!

中にあるサボテンたちも立派です!

金シャチという種類ですが、育つのにも長い時間がかかり・・・↓

 

 

50年かかって、ようやくこれだけの大きさになるようです!

こんな感じの展示が出来るのも、タネから育てることの出来る歴史ある植物園ならではですね!

そして、クリスマス仕様の「しゃぼお」君たちがお出迎え(笑)

あらゆる動物を楽しく見ることが出来、室内外でサボテンも楽しめる・・・

家族で、デートで、楽しめるの伊豆シャボテン動物公園ですね!

伊豆シャボテン動物公園ホームページ
https://izushaboten.com/

夜は、伊豆高原グランイルミへ。

「伊豆ぐらんぱる公園」の中にある、大型のイルミネーション。
その規模と美しさは素晴らしかったですね!

光に溢れた場所を、回遊するコースが設定されています。

2015年より、7年目の営業だそうです。
開園期間:2021年11月13日~2022年8月末
入園料:1500円(中学生以上)

それにしても、これだけの規模のイルミネーションは初めてでした!

イルミネーションの一部には、夜に活動する動物の展示も行われていました。

ここで、目をひいた面白い展示が・・・↓

夜行性の動物キンカジューによる「異動希望申出書」

彼は夜行性のようで、夜に営業する施設への人事異動を希望したようです(笑)

ハンコなどもしっかりと押され、民間施設ならではの工夫と笑いが感じられました・・・!

二日目の朝は、グランピング施設「伊豆シャボテンヴィレッジ」へ。

伊豆シャボテン動物公園から徒歩で行ける場所にある施設です。

広めのドーム、バーベキューの東屋、風呂トイレ完備。

背景には大室山が聳え立つ、贅沢な施設ですね!

こういった場所で薪を囲みながら、ゆっくりと夜を過ごすのも良さそうですね。

この看板もなかなか面白かったです。

大室山の標高はもとより、月までの距離なども(笑)

白馬でも、こんな感じのものを作ってみたくなりますね!

「高橋京子 花の絵美術館」

伊豆シャボテン動物公園の関連施設では無いのですが、近隣にある美術館です。

数十点の絵画が飾られ、3ヶ月ほどで入れ替えも行うようです。

今回は「源氏物語」をテーマにし、キャプションを読んでいても非常に興味深いものでした。

高橋京子さん自身にお話しを伺うことが出来ました。

ここで美術館を開いて21年。

時代によって変わるボタニカルアート(植物細密画)、本来とは外れた試みのこと、植物の分布や過去からの名前のことなど、非常に素敵なお話を伺うことが出来ました!

伊豆高原 美術館巡り・観光ガイドホームぺージ

高橋京子 花の絵美術館

最後は「ニューヨークランプミュージアム&フラワーガーデン」へ。

城ケ崎海岸の近くにある施設です。

入口には季節ごとの主役の植物が紹介されていました。

毎月、違った美しい花を楽しむことが出来そうですね!

メイン展示として、ティファニーの美しいランプが飾られています。

遠目から見てもキレイなものですが、モチーフとなった植物などを感じると面白く見えてきます。

ユリをモチーフにしたランプや、

リンゴの花をテーマにしたり、

こちらはオモダカ(水田雑草、クワイの仲間)ですが、他ではなかなか見ないモチーフは面白かったですね。

特徴的な葉を取り込んでいるのもいいですね。

素敵なレストランのテラス席では海が一望でき・・・

12月の冬空には、菜の花が彩って咲いていました!

「海のジュース」

写真を撮る角度によって、ジュースの残り具合が違うようです。面白いですね。

花の内容でも書かれている花みくじ。思わず引いてみたくなります!

伊豆シャボテン動物公園グループは、こんな感じの施設を運営しています。

一泊二日で全て周っても良し。どれかひとつをゆっくり周っても良し。

充実した施設でした!

こんな感じの大きくわかりやすい広告は参考になりますね!

日本植物園協会には、全国約120の植物園が参加していますが、それぞれ個性があります。

今回の視察、会議は、「民間植物園」の会合でしたが、いかにお客様に来てもらうかは大きなテーマです。

伊豆シャボテン動物公園グループ様の企業努力、楽しみ方を非常に感じることの出来た一泊二日でした。

白馬五竜高山植物園も、更に良くしていきたいと思ったところです!

【10月18日】初冠雪!三段紅葉の五竜岳!

2021/10/18

写真は全て2021年10月18日の撮影です。

暖かい日が続いたと思ったら、一気に寒くなりました!

ゴンドラ山頂駅屋上の大展望台より。

周辺の紅葉が良いタイミングで、その向こうの北アルプスが初冠雪となりました!

では、地蔵の頭に向けて歩きましょう!

幹が白いダケカンバの枝も、雪をかぶり白くなっています!

アルプス展望リフト終点近くからの撮影です。(AM8:35)

雲の流れ次第で、五竜岳が見えるようです!

手前は紅葉、向こうの山の紅葉の木々は雪化粧、そして五竜岳は冠雪。

何とも贅沢な紅葉のタイミングです!

地蔵の頭に到着。

向こうの山は雪がありますが、陽が当たったこの時間、ケルン付近は雪は全然無いのです。

朝一番とは言え、上り坂続きで来ていた上着を脱ぐくらいの暖かさです。

五竜岳~唐松岳~白馬三山と冠雪していますね。

ダイナミックな三段紅葉が広がります!

しかし、この量の雪だと、また段々と溶けてくることでしょう。

本格的な山の降雪は例年これからです。

それにしても、美しい三段紅葉の景色です。

白馬エリアの三段紅葉には色んなタイミングがありますが、
手前の紅葉の木々にも冠雪した姿と合わせて眺められるタイミングは、一生に何度かあるかどうかでしょう!

更に、五竜岳を主役でズームしてみます。

まだまだ紅葉盛りの山肌に雪が積もった様子が良くわかります!

山肌の一部を切り取ってみます。

紅葉と冠雪の色合いが、山に花が咲いたようでいいですね!

日当たりと日陰、風の流れ、色んな条件で雪の積もり方も変わる様子が感じられますね。

湿原の方はまだ紅葉が盛りです。

赤く色づいた木々の向こうに冠雪した唐松岳が良く見えました!

10月後半になると、北アルプスが冠雪することは多いです。

ですが、冠雪の次の日に晴れることは少ないのです。

まだ、赤い色づきの木が多いタイミング、
やや遅めの紅葉、やや早めの冠雪と合わさり、今回のような景色を見ることが出来ました!

自然遊歩道を一周して戻ってきたところです(AM9:25)。

3枚目の写真と同じ場所ですが、比べるとわずか1時間足らずで、手前の雪の大部分が溶けているのがわかります。

朝の雪の寿命はまだまだ短いですね。

これからももしかしたら冠雪、積雪があるかもしれません。

天気予報、ライブカメラなどと合わせて、残り僅かの白馬五竜の秋を訪ねてみて下さい!

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以下、10月18日の朝に撮影した、花と雪のコラボ写真です!

植物を多く育てている植物園だけに、花×雪という組み合わせに出会える確率は自然地域よりも高いかもしれません。

エンビセンノウ

エゾリンドウ

コオニユリ

タムラソウ

マツムシソウ

ノコンギク

ハクサンフウロの紅葉

オオイタドリの枝

ナナカマドの実

 

【10月4日】快晴!紅葉見ごろです!

2021/10/04

本ブログ記事の写真は全て、2021年10月4日撮影のものです。

本日は超快晴!北アルプス、全部見えました!

晴れで、紅葉が見頃だと、登山に写真に、多くの方が来られますね!

展望リフト終点にあるウッドデッキからも北アルプスが良く見えます!

山のお話をさせていただいた女性グループの方にモデルになっていただきました!

地蔵の頭に登る途中から。

赤、黄色のマルバマンサクの紅葉の向こうに白馬三山が良く見えました!

地蔵の頭、休憩&撮影ポイントです。

朝一番は登山の方で賑わいますね!

紅葉は一番の見頃が始まったところ。

北アルプスの手前に紅葉が広がります!

五竜岳をアップで撮ってみます。

手前の紅葉の斜面が良い味を出してくれます!

小遠見山までのトレッキング、五竜岳への登山、色んな方が訪れます!

登山でなくとも、この辺りに来るだけでも充分に紅葉が楽しめますね!

振り返った地蔵の頭。あたりが紅葉見ごろということが良くわかります!

白馬三山と真っ赤なドウダンツツジを一緒に撮ってみます。

山と紅葉と、両方写真に写るのは良いですね!

湿原を見下ろす位置。これからもっと色づいていくでしょう。

太陽がまぶしく、山が良く見える日でした!

陽を浴びる紅葉の木を撮ってみます!

葉っぱをアップで撮るのも楽しいですね!

地蔵の沼は、真っ黒な水が周囲の景色を映し込んでくれます。

湿原の紅葉をゆっくりと歩けるルートですね!

石畳の遊歩道のあたりも、紅葉に包まれています!

ゴンドラ周辺の紅葉はこれからです。

植物園の紅葉も見頃になってきました!

これから10月後半まで、段々と紅葉が降りてきます。

いずれにせよ、紅葉が良さそうなのは今です!

ぜひとも秋の白馬五竜に足を運んでみて下さい!

【9月24日】紅葉がちょっと始まりました!(10月見頃)

2021/09/24

(撮影日が書いていない写真は、全て2021年9月24日撮影のものです)

信州、白馬もすっかり秋らしくなってきました!

今日9月24日は、北アルプスも良く見える良い天気でした!

秋晴れの植物園広場。

五竜岳への登山や、小遠見山までトレッキングをされる登山姿の方が朝からいらっしゃいます。

朝一番が、天気が良いのは間違い無いのです!(午後は山が見えなくなりました)

そして、この場所の紅葉は、10月に入ってからですね。

植物園の上部の「アルプス平自然遊歩道」へ。

正面上に石積みのケルンが見えますが、少しづつ色づいてきました!

リフト終点部分のテラスです。

山が間近に見える場所です!

もう少ししたら、この場所からも紅葉が見ごろを迎えるでしょう!

ケルンのそば。茶色くなりだしているのは、ミヤマナラ。

キレイに黄葉する樹木ですね。

写真右側には、紅葉が早い種類ヤマウルシが色づいていました!

ケルンの向こう側にはブナ林が広がるのですが、ちょっとまだ緑色が残っています。

あと半月もしないうちに、まっ黄色になるはずです!

↓ 【こちらは以前撮った写真です】

マルバマンサクの黄葉が始まっていました!

こちらは、山が良く見える場所のドウダンツツジ。だいぶ色づいています!

↓ 【こちらは以前撮った写真です】

湿原の周辺も、だいぶ秋らしい色あいになってきました。

地蔵の沼の周辺も、これから秋が深まっていきそうです。

↓ 【こちらは以前撮った写真です】

オオカメノキの紅葉。こちらも紅葉が早い樹木です。

カエデの仲間はこれからが紅葉ですが、気の早い木が色づいていました!

マルバマンサクの紅葉。

黄色く染まることもある樹ですが、個体によって、赤や黄色だったりするようです。

周辺では、オヤマボクチの花も咲いています。

ゴボウに近い仲間の植物ですね。この花を見ると秋が来たと感じます!

↓ 【こちらは以前撮った写真です】

白馬五竜は、ゴンドラに乗り、自然遊歩道もあり、高低差があるので紅葉は山の上から降りてきます。

植物園自体の紅葉の見頃は10月中旬頃です。

紅葉はこれからですが、まだまだ秋の花が咲いています!

コマクサ。7~8月が見頃ですが、花が次々に咲くため花期が長い植物で、新鮮な花が咲いている場合があります!

白花コマクサも元気なものが咲いていました!

ウラシマツツジの紅葉。

高山性の低木ですが、早い時期にキレイに色づいてくれます!

チングルマの紅葉。

こちらも高山性の樹木で、キレイな紅葉を見せてくれるのです!

クロマメノキ。野生のブルーベリーの近縁種ですが、食べると美味しい実がついています!

ナツエビネ。ブナ林の中で、咲いていました。

野生で見かけることの少ない野生ランですが、山麓の自生地よりも遅めに花が咲いたようです。

ヤナギランの綿毛。

花は8月頃ですが、綿毛が白く、遠目からも鮮やかに気が付く種類です!

植物園ではマツムシソウが群生しています!鮮やかです!

マツムシソウは蝶が良く集まるもので、暖かいうちは多くの蝶が飛んでいます!

写真はクジャクチョウ。模様が鮮やかです!

マツムシソウは、野生ではあまり群生しません。

咲いたら枯れる2年草であり、決まった場所に育たないのです。

植物園では群生が見られるように、苗を育て、植え続けることで自然界には無いキレイな群生を維持しています。

その群生を、ぜひともご覧くださいませ!

ミヤマトリカブト。毒草として有名なトリカブトですが、花は意外と鮮やかです!

ノコンギク。野菊の仲間で、秋には群生する姿が見事です!

オヤマリンドウ、エゾリンドウといった、リンドウの仲間も植物園のあちこちを彩ってくれています!

ゴンドラの周りの紅葉は、まだまだこれからですね。

例年10月の中旬頃に見頃を迎えます!

↓ 【こちらは以前撮った写真です】

9月24日の確認では、紅葉はもう少しだけ後でした。

寒暖の差が激しいと紅葉がキレイに色づくようですが、今年はどうなるでしょうか!?

いずれにせよ、「10月前半」がオススメです。

ブログ、SNS、もしくはお電話で、情報をご確認くださいませ!

【8月24日】夏の花から秋の花へと移り変わる季節です!

2021/08/24

写真は全て2021年8月23日に撮影したものです。

お盆の頃から、スカッと晴れた日がなかなか無いのですが、雲の向こうに山が見える日もあったりします!

遠くの戸隠連山の方も、どこぞの山奥から撮ったような幻想的な風景が広がっていました!

夏の花もそろそろ終盤になってきましたが、シモツケソウ(ピンク)、ヤマルリトラノオ(紫)など、鮮やかさが残る場所もありますね!

レモンイエローの花、ユウスゲ。

ニッコウキスゲの仲間で、夕方に咲き始め、昼前には花がしぼんでしまう植物ですが、午前中はキレイな花が見られたりします!

最近、増やすことにも取り組んでいて、だんだんとあちこちで数が増えてきました!

赤いネコジャラシのような花、カライトソウ。

これからまだまだ開花が続き、植物園を彩ってくれそうです!

夏の終わりに咲くマツムシソウも鮮やかに咲いています!

マツムシソウは、花が咲いたら枯れてしまう2年草です。

自然界ではなかなか群生する姿をみかけませんが、植物園で育てた苗を次々と植えこむことで、マツムシソウの花畑を作っています!

この花もこれから咲くつぼみが多く、まだまだ見頃が続きそうです!

同じく2年草で、植え替えしながら育てているシナノナデシコ。

意外と花期が長く次々と花を咲かせているので、まだ見頃が続きそうです!

植物園で植栽数12万株を誇るコマクサの群生です!

開花は6月上旬から。

花が多いのは、7月中旬~8月中旬。

8月下旬になった今でも、まだまだ花を咲かせてくれています!

近寄ってみると、新鮮な花もあちこちで見られます!

この株も、タネが育つ花もあれば、奥にはつぼみが伸びてきています。

9月に入ってもまだ花は見られるでしょう!

お盆も過ぎたところで、歩道の改良などの作業も進めるようになりました!

雪に耐えるような組み方をして、さらに歩きやすく植物園を整備していきます!

午前中には登山をする方がみられ、

午後には下山してきた方がみられたりします。

北アルプス五竜岳への登山口でもあり、コースタイム90分の小遠見山まで往復される方もいらっしゃいます。

登山から気軽な花観光まで、植物園の見どころはまだまだ続きます!

天気予報でなかなか晴れの予報が出ませんが・・・夏から秋へ移り変わる植物の姿をお楽しみくださいませ!

【8月20日(金)21日(土)開催!】苔テラリウムを作ろう!

2021/08/14

皆様、「苔」というと、どんなイメージを浮かべるでしょうか!?

森の中に生えてるとか、あるのは知ってるけど気にしたこと無いとか、そんな感じでしょうか・・・?

苔をビンに入れた「苔テラリウム」。

育てやすく、管理しやすく、インテリアとしても素敵なものです!

8月20日(金)、21日(土)の2日間、

苔テラリウムを作るイベントを白馬五竜高山植物園で行います!

(ゴンドラ山頂の植物園のアルプス平広場です)

ビンの中に土を入れて、ピンセットで苔を植えて・・・

意外と簡単に作れてしまいますね!

こんな感じで、自分ならではの苔テラリウムを作ってみましょう!

今回は講師として、苔のスペシャリスト、大野好弘氏を招いてのイベントになります!

苔テラリウムだけでなく、園芸家としてNHK趣味の園芸などで山野草の栽培について執筆などをされたり、世界中の雪割草(ミスミソウ)の研究者としても活躍されている方です!

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大野さんの植物研究の熱意が伝わる、こちらの記事も紹介させていただきます。

株式会社ハイポネックスジャパン Plantia

「原種の雪割草に魅せられて」

https://www.hyponex.co.jp/plantia/color/11050

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こちらは、大野さんが2021年6月に出版された書籍です。

書籍の販売も予定されていますし、本に書いてあることをそのまま実践できるイベントになりそうです!

完成した苔テラリウムは、その場でお持ちかえりいただき、机の上に飾ったりするのも良いですね!

苔を飾るやり方として、苔玉なども有名ですが、意外と水やりなどが手間であったりする一方、

苔テラリウムは水やりなどの管理が非常に楽であったり、ビンに入れているため衛生面でも飾りやすいものですね!

苔を飾るやり方、気になるけど、なかなか最初は難しいかも・・・と思ったら、
ぜひ今回のイベントにご参加くださいませ!

作り方、管理の仕方、苔のヒミツなど、余すことなくご紹介いたします!

8月20日、21日、白馬五竜高山植物園へ、ぜひお越しくださいませ!

六甲高山植物園にて、特別ガイドをさせていただきました!【8月8日(兵庫県神戸市)】

2021/08/13

みなさんは、高山植物と言うと、どんなイメージを持つでしょうか・・・!?

高山植物と言うと「高嶺の花」とか、「登山って難しそう」とか、そんなイメージがあるかもしれません。

そういう時は、植物園に見に行きましょう!

野生の花はもちろん良いですが、まずは気軽に植物園で出会えたら・・・というわけですね!

全国で高山植物が良く見られる植物園はどこか・・・

●白馬五竜高山植物園
●六甲高山植物園
●白山高山植物園

この3園は、高山植物園として姉妹提携をしています!

高山植物の保全や啓発活動を行ったり、種苗交換や情報のやりとりなどを積極的に行おうと取り組んでいます!

2021年8月8日、開園88周年を迎える六甲高山植物園にお邪魔させていただき、特別園内ガイドをさせていただきました!

六甲高山植物園のホームページより。

オシャレで分かりやすいページには、思わず植物園に行きたくなる多くの情報が掲載されています!

【六甲高山植物園ホームページ】

https://www.rokkosan.com/hana/

六甲高山植物園では、毎月のように様々なイベントが行われていますね!

そして、このように外部から講師を招いて、植物園スタッフのガイドとは違った目線での植物紹介も積極的にされています!

今回、私(白馬五竜高山植物園、坪井勇人)も88周年セレモニーの一環としてお招きいただき、白馬の自然を紹介しつつ、六甲との共通点や違い、植物園として取り組むべき高山植物の保全などについてのお話をさせていただきました。

六甲高山植物園の高山植物が植栽されているロックガーデン。

岩山から川の流れも作られていたり、立派な植栽エリアです!

森の中ではゆったりと出来るスペースが開設されていました!

六甲高山植物園で群生しているキレンゲショウマ。

西日本の山の植物です。白馬には自生しない植物だけに物珍しさを感じてしまいます。

希少な絶滅危惧種ではあるのですが、六甲高山植物園では栽培に積極的に取り組まれているようです!

ちょうど見頃始めの時期でもあり、あちこちに立派な群生が見られました!

こちらは、ヒゴタイ。同じく西日本の絶滅危惧種です。

こういった植物をしっかり育てていくのが、植物園の使命です。

栽培技術を継承し、どのような植物か、広く伝えていく必要がありますね。

今回のガイドは、要予約の定員30名。

満席になってくれました。ありがたい限りですね!

最初にお訊ねしたところ、ほとんどの方がリピーターの方でした。

近隣から通われる方や、ドライブ観光の目的地の一つとして、多くの方に愛されている植物園のようです!

※ガイドをしている私(坪井)が写っている写真は、六甲高山植物園のスタッフの方の提供にて掲載させていただきました

高山植物や、山野草と言われている美しい植物たちは、どういった場所に咲くのか・・・

高山の環境の厳しさなどと合わせて、木陰で説明させていただきました!

皆様、非常に熱心に聞いてくださり、非常に説明のしがいが感じられる参加者の皆様でした!

高山植物のロックガーデンでの解説です。

高山植物は日当たりを好むわけで、強い陽射しの中での解説です!

※皆様は木陰に入っていただきました。

標高865mの植物園であるため、市街地に比べると充分な涼しさが感じられ、植物たちも生き生きと育っています!

私がご案内させていただく時は、登山用のストックをよく使います。

団体のガイドの時、どこを指しているか良くわかるかと思っています。

それにしても皆様、熱心に聞いていただきました。

こういったお客様に、ぜひとも白馬五竜高山植物園にも来ていただきたいですね!

午後からは、88周年セレモニーの記念植樹が行われました!

六甲高山植物園の特別アドバイザーでもあり、
白馬五竜高山植物園の顧問もされている、森和男氏による解説です。

森和男氏は、かつて六甲高山植物園に勤務されていたこともあり、
また、全国、世界各地の花や植物園を訪ねた経験から来る豊富な話題に参加者の皆様も聞き入っていました。

コマクサの前での解説。

私が午前中に話をさせていただいたこととは、違った切り口で話され、午前、午後ともに参加された皆様も飽きることなく聞いていらっしゃるようでした!

ところで、左側に見えるハイマツですが、植栽されてから半世紀以上立っているようです。

六甲高山植物園の歴史を、その目で見てこられた経緯から来る話は、森和男氏ならではのものでした!

合間には、六甲高山植物園の現役のスタッフの方のお話も聞くことが出来ました。

海外の植物エリアの石の使い方は、見た目にも、機能的にも優れた植栽方法がされているなど、素敵な話を聞くことが出来ました!

森和男氏の、尽きること無い話題に皆様聞き入っていました・・・!

最後の話は、森の中で。

高山帯の植物だけでなく、森の中ならではの植物たちも六甲高山植物園では数多く見られます。

そして、森和男氏の気配りの素晴らしいところは・・・

カフェが出店している場所で解散することで、皆様そのままカフェに立ち寄られること・・・!

民間の植物園は、収益があるぶん、植物たちが美しく輝くのです・・・!

六甲高山植物園は、各種の告知にも高いレベルで力を入れられていて、季節ごとの花がわかりやすいのは良かったですね!

他の植物園を見て、自身の管理する植物園にも活かしつつ、良いところをお互いに取り入れていきたいと改めて感じることが出来ました!

六甲高山植物園の売店はオシャレ山小屋風で、楽しくなります!

オリジナル商品も多く、参考にさせいただきたいですね!

書籍の品ぞろえも良く、個人的にも色々と買い込んでしまいました・・・!

六甲高山植物園、白馬五竜高山植物園、共通することは民間の観光地でもあるということです。

違うエリアの植物園がお互いに協力することで、集客にもつながりつつ、
多くのお客様に、希少な植物の保全の実情や啓発活動にも繋げ、植物園としての役割をしっかり果たすことも続けていきたいですね。

六甲高山植物園も、数年ぶりに訪ねさせていただきましたが、植栽からイベントまで、非常に参考になる部分が多かったところです。

私自身は学びある来訪になりましたし、この記事から興味を持っていただくお客様がいらっしゃるようになれば幸いでもあります!

今後も、六甲高山植物園、白馬五竜高山植物園に、是非ともご期待くださいませ!

 

 

7月30日 夏に咲く鮮やかな植物たち!

2021/07/31

写真は全て2021年7月30日に撮影したものです。

山の天気は変わりやすい一日ですが、今日の日中は良く晴れてくれました!

見えそうで見えない北アルプスのてっぺん。それでも高原の爽やかさを感じられます!

右の方にテントが見えますが、こちらは・・・

いがりまさし、お花畑ストリートライブ。

植物園内に素敵な笛の音色が響きます!

7月10日~8月29日の10時~15時頃、開催しています!

http://www.plantsindex.com/livemanager/matic/livehistory.cgi?mode=resultschj&resultno=1000000591

ヒマラヤの青いケシ、この季節になると少なくなりますが、まだ残っている花があります!

植物園の中では、ヤナギランがどんどん咲き始めていて、賑やかになってきています!

アルプス展望リフトを降りた場所のテラス。北アルプスは見えませんでしたが、ゆっくりと出来ます!

地蔵の頭まで登ると、天然のガーデニングのような綺麗な花たちの組み合わせが素敵です!

赤い花はコオニユリ。遠くから見ても、近くから見ても、鮮やかな花をしています。

こちらはミヤマトウキ。

薬草としても知られる植物ですが、花を覗き込むと・・・

小さい花の集まりが良いですね!花畑のようです。

しかも匂いを嗅いでみると良い匂いがします!

ハッポウタカネセンブリ。

蛇紋岩地に生育する珍しい植物で、お隣の八方尾根の名前が付いた植物です。

小さい花ですが、よくよく見ると、キレイな青色をしています!

そして、ごく稀に白花も見られます。探してみてください!

オヤマボクチの虫食いの葉。面白い自然のアートです。

オオバツツジの花。花自体は地味な印象も受けますが、数の少ないツツジですね。

そして、今の時期、これから特にオススメなのが、植物園上部に自生するシモツケソウの群生!

スキー場斜面をどこまでも彩っています!

普段は重機の作業道になっている場所を、この季節だけ開放しています。

足元にお気を付けながら散策してみて下さい!

シモツケソウの合間には、紫色のクガイソウの自生していて、こちらも色の組み合わせが鮮やかです!

クガイソウ、なかなか絵になる植物です!

高原の夏らしさを楽しませてくれますね!

植物園内のシモツケソウ群生地も色づいてきました!

お盆の頃まで、植物園の夏の鮮やかさは続きそうですね!

シナノナデシコの花では、キアゲハが蜜を吸っていました。

あちこちでチョウが飛んでいるのがこの季節でもありますね!

植物園のコマクサは、まだまだ咲いています!

こちらも見頃がまだ続きそうです!

暑い夏が続きますが、高原の散策を楽しみに来てみてはいかがでしょうか!

皆様のお越しを、咲き誇る花たちと共にお待ちしております!

 

夏の花、最盛期がやってきました!【7月23、24日】

2021/07/24

写真は全て2021年7月23日、24日に撮影したものです。

 

7月22日~25日の4連休、花もお客様も賑わいを見せています!

コマクサの花が、最盛期を迎えています!

栽培数12万株を誇る、白馬五竜高山植物園の名物です!

群生する様子が鮮やかです!

まだ花の状態も綺麗です。

白花コマクサの数も増え、あちこちで見ることが出来ます!

コマクサの維持管理も手間がかかるものですが、今年は特に答えてくれたのか数が多く咲いている気がします。

お盆の頃まで見頃が続くかと思います。

一見の価値アリです!

ヒマラヤの青いケシは、見ごろ後半ながら、まだ咲いています!

先端の花が咲き、2番目、3番目と花が咲いていきます!

上と同じ花を違う角度で撮ったもの。

光の加減によって、見え方がだいぶ変わるのが面白いですね。

透き通るような美しい青い花、ぜひとも見にお越しくださいませ1

7月22日~25日は、イベント開催でした!

https://www.hakubaescal.com/shokubutsuen/event/events/1027

その一つとして、青いハーブティーを試しに飲んでいただけるイベント。

ヒマラヤの青いケシのような色をしています!

右側の日よけ小屋が、ハーブティーの試飲スペース。

左側は、学芸員とまわる植物園散策ツアーの様子です。

「ヒマラヤの青いケシとコマクサ大群落をめぐる」と題し、知識豊富な学芸員スタッフがその魅力について語ります!

ビジターセンターで行っているコマクサ展、青いケシ展の展示の解説をしたり・・・

屋外を歩き、実際の植物のことについて深く掘り下げながら紹介しつつ、楽しく学べるイベントでした!

白馬五竜アルプスビジターセンターでは、コマクサ展、青いケシ展と称した、特別展示を行っています。

期間は、7月22日~8月15日です。

ガラスの青いケシが真ん中に飾られ・・・

青いケシの新種を多く発見された吉田外司夫氏の功績を紹介しつつ・・・

コマクサの生態の秘密についても、この展示のために新たに撮影した写真を交え展示を行っています!

ガラスの青いケシ、試しに撮ってみたら、なかなか幻想的でした!

これはこれで良いですね!

賑わうタイミングで、植物園の入り口あたりで青いケシの植え替え実演も行いました。

普段はウラでやっている作業ですが、多くのお客様が興味深そうに見に来て下さいました1

梅雨が明けてから快晴の日が多いです!

こちらは、展望レストランアルプス360で販売中の新商品「花豆豆乳ソフトクリーム」。

地元大町市美麻産の花豆を使用しています!

夏らしい雲が湧き、山のてっぺんは見えたり見えなかったり。

タカネナデシコの花も最盛期を迎えたようです!

しゃがんで撮影してみても良い雰囲気でした!

チングルマの綿毛が風に揺れています!

学芸員ガイドの指さす先には、クルマユリが咲いています!

写真には写っていないですが、葉っぱが輪になってつくので、クルマユリ。

まだつぼみがあるので、しばらく咲きそうです!

そろそろ7月も終わり、盛夏の花が咲き出しています!

高原の夏に咲く、ヤナギラン。

下から順に花を咲かせるので、まだ花が続きそうです!

ササユリ。いかにもユリらしい素敵な花を咲かせています!

ニッコウキスゲの花ももうしばらく続きそうですね!

熱心に花の写真を撮られていたお兄さん2人にモデルになっていただきました!

楽しそうに植物を見ていただいたもので、嬉しいですね!

夏の見どころ、まだまだ多い白馬五竜高山植物園です!

暑さがしばらく続きますが、植物園は標高が高いので過ごしやすいです!

北アルプスが良く見え、空気がキレイで、高山植物の花咲く白馬五竜へ、ぜひお越しくださいませ!

 

 

7月17日 梅雨明け快晴の植物園!

2021/07/17

写真は全て2021年7月17日撮影のものです。

梅雨が明け、北アルプスが終日良く見える天気でした!!

ゴンドラ山頂駅の屋上、アルプス大展望台からは北アルプスがドンと見えます!

写真の右側がアルプス大展望台です。

植物園の方も今日は多くのお客様で賑わいました!

植物園の広場では、ヒマラヤの青いケシが見頃を迎えています!

これから咲く株もありますね!

北アルプスを背景に、綺麗な色を見せてくれました!

広場の一角では、中国のアツモリソウが咲いています!

見頃は6月下旬のこともありますが、今年は雪が多い方で、開花調整のため雪を積み重ね、7月中旬の開花となりました。

広場では「お花畑ストリートライブ」が開催され、いがりまさし氏の生演奏による笛の音色が響いています。

近寄ってみると、いがり氏による著書の紹介、ドライブに最適な音楽CDなども販売しています!

白馬五竜の音のおみやげに是非ともどうぞ!

今年、新しく調整しなおした記念撮影ベンチ。

私の友人家族が来たので撮らせていただきました!

小さなお子様連れでも来られるのが、白馬五竜の良いところです!

おすすめランチは、展望レストランALPS360の、夏野菜カレーとスイカジュース!

山を見ながら食べて、夏山気分を味わえます!

それにしても、梅雨が明け、今日は多くのお客様で賑わいました!

屋外の空気のキレイな場所に皆様来られるのですね。

植物園の各所ではヒオウギアヤメが見頃を迎えました!

ヒマラヤエリアにある、ユリの仲間。ノモカリス・フォレスティ。

こちらも非常に珍しい植物ですが、良く咲いてくれています!

こちらも外国の植物、タマシャジンとも呼ばれる植物です。面白い形ですね!

人気の高いエーデルワイスですが、植物園の広場で咲き始めました。

こちらはエーデルワイスの仲間、コウライウウスユキソウ。良く咲いています!

その隣では、エーデルワイスが咲き始めました。

7月後半から8月上旬くらいが良さそうですね!

気温はほどほどですが、直射光がある場所は暑いです。

ブナ林の中に入ると涼しさを感じられます!

白馬五竜池では、ヤマメの飼育展示も始めました。

ボックスの中にエサが入っています。エサをやるとすぐ食いつくので面白いですね。

ロックガーデンの山頂部分。こちらは登山気分が味わえる場所ですね!

タカネナデシコの花や・・・

クルマユリの花など、夏らしい花も増えてきました!

〇〇ツメクサという植物は何種類もあるのですが、そのうち一つのタカネツメクサ。

マット状に生育していく姿は、いかにも高山植物らしい姿です。

イブキジャコウソウがピンクのマット状に広がり、花を咲かせています!

この花の特徴は、葉っぱが良い匂いがすること!

タイムというハーブの仲間でもあります。ぜひとも葉の匂いをかいでみて下さい!

こちらも高山植物らしい姿のイワギキョウ。小さな葉の割りに、大きな花を咲かせます!

白馬五竜高山植物園の代表格、コマクサも最盛期を見せています!

こんな感じに、自生地らしい岩を敷き詰めた場所で群生している様子が見られます!

岩やベンチに腰掛ければ、登山をして山頂でコマクサを見ている気分・・・!

ひとつひとつ表情が違うので、お気に入りの花を見つけながら写真を撮ったりするのも良いですね!

植物園の最上部の方では、自生のニッコウキスゲが鮮やかな黄色の花を咲かせています!

この花は、じつは一日花なのです。

一日で花はしぼんでしまうのですが、次々とつぼみが咲いてくるのです!

両サイドがニッコウキスゲの道を歩くことが出来ます。

実は左のニッコウキスゲは自生そのもの。右側は植物園としてタネから育てたニッコウキスゲを植栽しています。

もともと片側だけだった場所を、道の両側が花を咲くようにしたものです。

自生のニッコウキスゲの種子を採取し、増やしていけるのが植物園ならではの特徴ですね。

(一般の方の種子採取はご遠慮ください)

このように、植物園スタッフでは、日々の除草管理などの他に、植栽エリアを開墾し、より魅力的な花が咲くように努めています。

「前と変わった場所があって良かったです」とお客様に言っていただけることがあるのですが、それはとても嬉しいことです。

植物園の広場では絶滅危惧種コーナーもあり、希少な植物を栽培しているところですが・・・

その中でも特に希少な植物のひとつ、クモマキンポウゲが咲いています。

6月中旬に開花したのですが、早くも第2花が上がってきました。

(枯れた茎はタネになりタネを回収した後の茎です)

おそらく自生地の高山帯は気候が厳しいので、花が一回咲いたら終わりでしょうが、栽培すると新たな知見も得られるところです。

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いよいよ梅雨明け!

高山植物たちも賑わいの季節です!

北アルプスを望む、空気の綺麗な山の上で、皆さまをお待ちしております!