私たちエイブル白馬五竜は、お客様が快適かつ安心してウィンタースポーツを楽しんでいただけるよう、以下のような安全対策を行ないつつ、いくつかのルールを設定し、スキー場を運営しています。
スキーパトロール隊
主な業務
- 営業開始前の各コースの安全確認
- 事故防止設備(ネット、ロープ、マット等)の整備
- 営業時間中の巡回・巡視
- 傷病者の応急手当・搬送
- 営業終了後の各コースの確認
- 雪崩対策作業(テストスキー)
パトロール隊 詰め所
白馬五竜パトロール本部:ゴンドラテレキャビン山頂駅1F
白馬五竜パトロールとおみベース:ゴンドラテレキャビンとおみ駅1F
パトロール隊 制服
営業時間内は上記2ヶ所の詰め所に隊員がいます。また、巡回などで各コースにも隊員が活動しています。赤と黒のユニフォームを着用しております。ご用の際にはお気軽に声をかけてください。
事故・ケガなど緊急の場合
事故・ケガ等が起きたら
もし、お客様の近くで事故・ケガ等が発生した場合は、一番近くのスキー場スタッフにその通報をしていただくよう、ご協力をお願いいたします。
- 事故・ケガがあった場所、ケガされた方がいる場所例:○○コースの真ん中、○○コースの上から見て右側等
- ケガされた方の名前・性別・年代
- ケガされた方はスキーかスノーボードか
- ケガされた方が着用されているウエアの色(上・下)
- ケガの状態(ケガをした部位・出血など)
通報の際、上記5つを出来るだけ正確に伝えていただけると、より迅速に現場発見、そして救助に繋がります。常にパトロール隊員が巡回していますが、事故・ケガを知る一番はお客さまからの通報です。ご協力をお願いいたします。
緊急時の通報先
- 白馬五竜アルプス平ゲレンデ・とおみゲレンデにいる場合
… 0261-75-2101 - 白馬五竜いいもりゲレンデにいる場合
… 0261-75-2636 - Hakuba47内にいる場合
… 0261-75-3533
二重事故を起こさないために
写真の様に現場表示してもらえるとさらに分かりやすく、二重事故も防げると思われます。お連れの方、協力者の方が誘導していただければなお良いと思います。
スノーボードの方は板が立てられないですが、頭の片隅に入れていただくと非常にありがたいことです。
ゲレンデ内 安全管理
未然に事故を防ぐ為に
お客様の安全を守る為に、コース各所にネットやロープ、標識、看板等で注意喚起や警告、案内をしておりますので、表示に従って頂くようお願いします。当スキー場では閉鎖区域(滑走・進入禁止)を設定しております。閉鎖区域を表示した標識・ネット・ロープの外は雪崩や遭難などの重大事故につながる危険がある為、絶対に立ち入らないようお願いします。
また、アルプス平ゲレンデからとおみゲレンデへの下山可能コースは、中級レベル以上のコース設定のみとなっています。初心者向けの迂回路はありません。初心者の方には看板の案内に従いテレキャビン下り線をご利用されることをおすすめしています。
フラッグ類 解説
テストスキー(人工雪崩誘発作業)
パトロール隊員が営業時間前に閉鎖区域に入り、
人工的に雪崩を起こす作業です。
エイブル白馬五竜の閉鎖区域は雪崩が起きやすい地形になっていて、営業中に雪崩が発生した場合は、コース上に雪崩が流れ込み、一般のお客様を巻き込む危険性がある為、それを予防し安全性を高める為に行なう作業になります。
自然発生等の雪崩で、お客様が巻き込まれない様、営業開始前のお客様がいない早朝より作業を開始しています。作業エリアは全部で20箇所以上におよびます。前日の降雪予報などを考慮し、雪崩の危険性が高いと判断した時は、早朝からこの区域に入り、スキーカットや花火等で人工的に雪崩を起こしています。 多くの隊員を出動させ一度に雪崩を起こすと、隊員が巻き込まれる危険性もあることから慎重かつ確実に作業を行っています。 お客様の安全を第一に、そして1分でも早く営業開始できるよう、隊員一同取り組んでいます。
また、営業時間中に多量の降雪がある場合や、雪崩れる可能性が高くなった場合は、日中に作業を行う場合があります。
近年多くのスキーヤー、スノーボーダーが新雪を求めて、滑走禁止エリアに立ち入ってしまう事案が発生しています。閉鎖区域内で雪崩を誘発させてしまうと、他のお客様を巻き込んでしまう可能性がありますので、ルールを遵守していただくようお願いします。
スキー場規則及び注意事項
当スキー場をご利用される滑走者の方は、以下の項目を守って頂くようお願いします。
10 FIS RULES国際スキー連盟(FIS)による10のルール
閉鎖区域
当スキー場は、以下の通りの立入禁止及び滑走禁止区域を設定しています。
上記のゲレンデ鳥瞰図の薄い赤 で囲まれた部分は。閉鎖区域となり滑走ならびに立ち入りを禁止しております。また、薄い黄色 で囲まれた部分は近隣住居の安全確保の為、立ち入りをご遠慮いただいております。ロープやネット、標識を超えての滑走・進入はしないようご注意下さい。
スキー場内の「閉鎖区域」は雪崩がゲレンデ内に流れ込み重大事故につながる可能性があります。どのような理由があれ滑走は禁止となっております。「閉鎖区域」を滑ったお客様は、危険行為をしたことにより、リフト券没収の上、退場していただく事がありますので、ご理解をお願いいたします。
※閉鎖区域のシュプールは当社のパトロールが安全点検の為に滑ったものです。
滑走可能エリアかどうかの判断に迷った時は自己判断せずにパトロールまでお尋ね下さい。
捜索活動費用について
「閉鎖区域(滑走・進入禁止)」進入禁止
「閉鎖区域」で救助・捜索活動が発生した場合は、お客様に対し費用請求いたしますのでご了承ください。
費用単価 / 1時間あたり
パトロール隊 1名 | ¥20,000 |
---|---|
後方支援者 1名 | ¥10,000 |
救助本部従事者 1名 | ¥5,000 |
圧雪車 1台 | ¥50,000 |
スノーモービル 1台 | ¥10,000 |
バックカントリーで滑走、登山をされる方へ
当スキー場からバックカントリーを目指す方は写真(及び地図)の指定ゲートを通らなければなりません。これは義務であり、スキー場のコース途中からスキー場境界を超えることは禁止されています。
写真位置:アルプス第4ペアリフト終点上部 (地図のGマーク)
指定ゲートに設置されている各看板の注意書きの確認もあわせてお願い致します。
不明な点があれば、スキーパトロールに問い合わせてください。
※指定ゲート設置看板の一部抜粋
注意
これより先はスキー場管理区域外となります。安易に立ち入らない事。ビーコン・ショベル・プローブ等を携行し、入山される際は自己の責任において行動して下さい。
- PM2:00以降の入山はご遠慮下さい。
- スキー場の営業時間外は、当スキー場への立ち入りを原則禁止させていただきます。
- 下山の際にスキー場コース内に戻られる方は、スキー場の営業時間内に戻られるようお願い致します。
- 気象条件により入山をご遠慮いただく場合があります。その際は、パトロール等スキー場スタッフの指示に従うようご協力お願い致します。
- スキー場から見えるような滑走痕は極力つけないようにしてください。
白馬五竜スキーパトロール
※ゲレンデ内から、ロープ等を無視してのバックカントリーエリアへの進入はもちろんの事、登山口から進入してもゲレンデから見える位置に滑走痕が残るルートを取ることは極力避けていただくようお願いします。
ゲレンデ内から安易にバックカントリーへ滑り出せる位置に滑走痕が残ることにより、他のお客様へ大きな影響を与えてしまいます。装備、知識、経験を持たないお客様を誘惑する恐れがあり、雪崩事故や遭難などの重大な事故につながる可能性があるためと考えているからです。
バックカントリーを滑走される方は、これらのマナーご理解いただき、しっかりとした準備をして、登山届を提出し、自己責任の上で行動して下さい。(登山届けは“ゴンドラテレキャビンとおみ駅”か“アルプス平駅”にて提出できます。)
また、スキー場営業時間外、期間外のスキー場内への立ち入りは原則禁止となります。
営業時間外は雪上車両によるコース整備作業等が行われており、ゲレンデ内の進入は非常に危険です。営業時間外にどうしてもゲレンデを使用して下山せざるをえなくなった場合は、スキー場事務所(0261-75-2101)に連絡の上、指示に従って下さい。
ゲレンデ内でのソリなどの滑走遊具の扱い
ソリやプラスチック製のスキーなどは、とおみゲレンデ下部のエスカルプラザ前にある、ソリ専用エリア(キッズエリア)にてお願いします。
※ソリ、またはそれに類似するものを持ってのリフト乗車はご遠慮いただいております。
リフトに乗車しゲレンデを滑走する用具として、当スキー場が許可させていただいているものは、「金属のエッジがつきスピードコントロールできる物」、「滑り止め用の機構やリーシュコードが付いている物」に限らせていただいています。
また、上記の条件を満たしていても、構造上の理由で滑走中の視界が狭くなる物や急停止が難しいと考えられる物もご遠慮いただいています。
滑走可能かどうか判断に迷いましたら、パトロールまでお問い合わせください。
ゲレンデ滑走可能用具 一例
スノーモト
ポールボード
デュアルボード
スノーバイク
スノーフィート
金属のエッジが付いている物に限る
スノースタントスクート
スノースキーター
ゲレンデ滑走不可用具 一例
スキーボッカール
スノーレーサー
バランサー
雪板
SWAKY
スノードライブ
スノースケート
とおみスカイ4リフト及びとおみ第1ペアリフトのみ乗車可能