業界@抹茶抹茶どんどん2015.12.13
ご無沙汰しております。
本日から2015-16シーズンがスタートとなりました「抹茶抹茶どんどん」です。
初めましての方も二度目ましての方も、まずは今シーズン宜しくお願い致します。
本日の天気は曇り・気温は4~5℃・雪質はやや湿雪
日曜日で滑走エリアが限定的という事もあり、ゲレンデやレストランは大変混雑しておりました。
雪面は一部未圧雪で、なかなか難しいコンディションでしたが、多くのゲストの方が楽しそうに滑走されている姿を見ていると、今シーズンも頑張らなければという決意を新たにした次第です。
本日が初出勤の抹茶抹茶どんどん、関係各所に「今年も宜しくお願いします」なんて挨拶をしながら巡回をしておりました。
スキー場業界は、ひと足早いのか、もの凄く遅いのか、年の瀬迫った12月にこんな挨拶が交わされる業界です。
各スタッフとそんな挨拶を交わしつつ、滑り慣れたゲレンデ、とはまだまだ程遠いカタチのアルプス平ゲレンデや、
ガスで余り見えなかった五竜岳を見渡して、(今年もよろしくね)と心の中でつぶやく抹茶抹茶どんどんなのでした。
そんな五竜のコースでは、各所に岩や溝の露出を示す目印や案内サインが日に日に多くなってきております。
他の隊員も当ブログで触れている通り、どんなに気をつけていても、スキー・スノーボードの板が傷つく可能性、
あるいはそれらのハザードに引っかっかるなどして転倒する恐れもあります。
明日以降ご来場予定のゲストの皆様、充分にご注意いただきながら、スキー・スノーボードをお楽しみ下さい。
巷でもエルニーニョやCOP21など地球温暖化や環境変化の話題が多いなか、今シーズンの高温や実際に降雪の無いゲレンデを目の当たりにすると、余計に臨場感を伴って危機感が高まります。
でも去年も暖冬だ、なんて予報もあったけど、結果めちゃくちゃ降ってたなぁ、と思い起こしてみたり、天気予報を見ながら次の降雪はいつかないつかなと一喜一憂したり、そんな仕事始めでした。
でもそんな現状をただ黙って見てるだけ、または見ないふりをするような五竜パトロールではありません。
まだエリアが狭く、余力のある今のうちにやれることはやっておこうということで、
バーチカルを使った救助訓練を実施しました。
スキーパトールは季節の仕事ですので、用具や技術を錆びさせないように、常に研鑽と怠らない様にしなくてはなりません。
「テクニックは人から教わることもできる、でもハートは自分で鍛えるしかない」
ということで、抹茶抹茶どんどんも木鶏足り得るように、日々精進していきます。
明日も皆様を安全第一でお迎えします。