RPGゲームをやると、廃人になれるポテンシャルを持っている黒メットです、こんばんは。

しゃららぁ～ら、っと日曜日の使者がお出迎え。
お天道様と青空と締まったドライパウダースノー。

朝イチのアルプス平ゲレンデは、
さぞかし気持ちよく滑れたのではないでしょうか。

雪不足、雪不足と言われておりますが、
ここ数日は冷え続いていましたし、ちょこっとずつ降ったので、
雪質は良好なのです。
さて、「そんなこと言いながら写真が無いじゃないか」と思われたでしょう。
【晴れて視界良好、雪質上々で滑走性良し、週末で混雑】

と、これらの要素が集まると、僕らの所へは衝突事故での出動要請が増えます。
(写真撮り忘れるくらい、ちょいとだけ、忙しかったのです。)

スピードを出したくなる気持ちも解るのですが、ほどほどにしていただいて、
周りもよく見ながら滑るように、改めてお願いします。

まぁ、車線規制や順番に滑り出す明確なルールが無い中、
これだけ多くの人が滑っている状態で、
数件の出動要請ですんでいるのは、
大半の方は良く気を付けておられるのだなぁ、なんても思います。
…が、ゼロではないのは難しい所です、はい。

そして、本日のもう一つ難しい所、
立入禁止看板の無視行為。

解り難いですが、立入禁止表示の右側から奥へ滑って行っている跡があります。
普段は滑走可能としている付近でもあるのですが、
雪が少ない現在は、「ボヤ」と僕らは呼んでいる低木が密集していて、
滑走している足をすくう危険がある為、立入禁止とさせていただいています。

「良く見えているし、“たぶん”戻れる、大丈夫“だろう”」
「“自己責任”でいいから、看板は無視しよう」
なんて言葉があの滑走痕からは聴こえてきそうでした。

安全管理をし、事故が起きないようなゲレンデを作るのがパトロールの仕事ですが、
それも滑走者の皆さんのご理解とご協力があればこそ。

「○○スキー場では良かったから、いいでしょう」
なんて言葉をもらうことがあります。

でも、五竜スキー場ではダメな事です。

“郷に入れば郷に従え” “When in Roma, do as the Romans do”

世界はもちろん、日本の各スキー場で統一されたルールが少ない事もありますが、
その土地ごとに、その土地で培った経験の上で出来たルールもあります。
(それが良い事でもあり、悪い事でもあるのかとも思いますが、、、。)

五竜のルールについて100％の理解をもらえていないのが現状ではあります。
今は五竜スキー場でのルールを来場者全員にいつかは伝えられるよう、
日々試行錯誤をしてがんばろうと思った1日でした。

なんだか難しい話になってしまいましたが、
基本的には、スタッフ一同、楽しく働いていますよ。

某リフトのお調子者I君を筆頭にみんな笑顔で皆さんをお待ちしております。
なお、明日から、天候が荒れる予報になっています。
防寒対策お忘れなく。

そして、荒れる方向がドカ雪方向になってくれるよう祈りましょう。