As-Is@抹茶抹茶どんどん2016.04.21
こんばんは。
二年目の若手隊員、略してニワカの抹茶抹茶どんどんです。
確実に終了の近づいているゲレンデを一本一本噛みしめるように滑っています。
午後から雨。
しかも、かなりしっかりした雨です。
帰りの下りのキャビンからは見た景色では、道にミルクコーヒーが流れています。
アルプス平はまだ雪あります。本日に限っては雨の影響は大きくはなかったです。
滑走性も良かったです。
明日も変わらず営業します。
※風が吹かなければ。。
しかし各コースの滑走の可否や圧雪のコンディションは明日の朝になってみないとなんとも言えません。
雨風の強弱で多少の変化は想像していますが、本日の段階でのゲレンデをリポートします。
雨が本降りになり、ゲストのみなさんが帰り支度を始めた夕方のグランプリコース。
時間を戻してみます。
曇ってきて陽射しが一段落した昼過ぎ。
あまり荒れてません。
「お!雨じゃないじゃん!」っとテンションが上がった朝イチ。
気温は高くも、雪の芯はしっかりある状態で、気持ちよく滑れました。
上記三枚の写真をご覧いただいても分かるとおり、大きな変化は本日の中ではありませんでした。
午前中の段階ですが、その他の場所も見てみて下さい。
グランプリ上部。
コブのボトムは出てしまいましたが、圧雪もまだ入れています。
広さもまだまだあります。
気持ち良いターン弧が刻めます。
グランプリに出るスーパーコースは途切れそうです。
ここが切れてしまうとテレキャビン南口からグランプリへののダイレクトな導線がダメになり、グランプリへ入るには上部からの滑り込みのみとなり、アクセスが悪くなりますので、少しでも手当てができれば、と考えています。
テクニカルコースも厳しい状態になってきました。
まだ“通る”のは出来ますが、滑るとなると難しい状態です。
パノラマにはおよそ問題は見当たりません。
法面の上方は夏場はロックガーデンとして高山植物園を彩っているエリアがあり、その名のとおり岩が露出しだしてますが、無理に当て込みでもしない限り問題ありません。
本日の午後の雨の中でもパノラマを回しているゲストが多数いらっしゃいました。
とまぁ、こんな状態の現状なんですが、これが明日には激変していなくとも、いつかはダメになる日が来るのは間違いないのです。
いつその瞬間が訪れるかは、正直、分かりません。
雨でも案外変化が無かったり、穏やかでもどんどん融雪が進んだり、かと思えば圧雪の下の最後の岩盤のような氷の層が頑張ったり。
人は自然に相対した時には限りなくアンコントローラブルだな、と感じます。
ありのままを受け入れつつも、少し抗ってみたりしながら、ゲストのみなさまが(自分も)楽しめる時間が少しでも続くように、微力な作業を続けていきたいと思っています。
「我々は赤い一台のバスに乗った家族」
ということで、パトロール一堂、明日も頑張っていきます。
明日は朝は雨が残るかもしれませんが、回復傾向です。
汚れが流れて滑りやすくなるのでは、と期待しています。
ガッツリ濡れたウェア
ンー重いなぁとつぶやく。
バッチリ中に着ている
レインウェアの効果が大。
熊は出ません。
本当に。
明日も皆様を安全第一でお迎えします。