歓喜の声か悲痛の声か@黒メット2016.12.30
数年ぶりに風邪で熱を出し、体調管理に失敗した黒メットです、こんばんは。
まだか!?まだか!?とさんざん言われていた、
ダイナミック&ウッディーコース(通称:下山コース)。
開きました、オープンです。
昨晩の降雪が山頂で約20cm、山麓で約5cmほど。
中間の下山コースは15cmほどといった所でした。
正直まだ積雪が心もとない所はありましたが、
“なんとか”開けられるくらいにはなりました。
この“こころもとない所”というのが、夏の地形が作るウネリや沢、穴、石などですね。
雪が多ければ全て覆い隠し、滑りやすい一枚の大きな雪面のつなぎ合わせがゲレンデとなるのですが、
今は山らしい凹凸を細かく気にしながら滑らなければいけない状態です。
お気をつけ下さいませ。
さて、年末ですね。
ニュースでは帰省ラッシュの混雑の話題が上がりますが、
お正月休みの観光シーズンでもあります。
我がスキー場もご他聞にもれず、にぎわいましたよ。
午前中、強風の為、アルプス平の全リフトが運休してしまった為、
とおみゲレンデの混雑もさることながら、
下山コースの混雑もすごい事になっていました。
事故が起きないかヒヤヒヤしながら巡回していました。
午後になると風も止み、アルプス平のリフトは満員御礼の鈴生り状態。
パウダーもすぐに食い散らかされていました。
さてさて、雪の量というのは気象条件だけでなく、滑走者の数でも厚みが変わります。
お客さんが多ければ多いほど、削られて飛ばされて薄くなってしまうのです。
本日、多くの方のご来場に感謝いたします…が、
開けたばかりの下山コースがおかげさまで売り切れ御免状態でございます。
今晩、降雪無ければ下山コースをクローズしなくてはいけないかもしれません。
明日以降、ご来場される予定の方は滑走可能コースを事前にご確認いただくよう、
改めてお願いします。
また、明日以降も滑走可能コースが限られ、混雑が予想されます。
お互いに気をつけて楽しみましょう。