シルバー記念日@ai2017.01.15
雪が少なかった今季、出勤中に出くわすのは野性動物だけでしたが、大雪警報の今朝は7台もの除雪車を見かけました。
暗いうちから(こんなに交通量皆無の道で)誰かの為に仕事をしている人達を見て、自分もこうでありたいと再認識したような朝の雪道でした。
テストスキーがある日はいつもより早い時間のゴンドラに乗って上がります。
まだ外は暗く、でも凍った搬器の中は明るい雰囲気。
連日の大量降雪と昨日の強風の影響が心配されましたが、特別大きな動きはありませんでした。
(黒メットと花火の火花)
昨シーズンは少雪だったので、久方ぶりに雪を浴びて雪を食べました。
無事に全リフトの営業も始まり、昨日と同じく低温ではありましたが風とお客様の数は落ち着いていました。(最終時はビュービューでしたが)
そして、今日はシルバー記念日だそうです。枯木さんが涙を流しながら銀シャリ(お弁当)を食べたからではなく、理由はもはや思い出せませんが(そもそも理由なんてないから?)枯木さんが鼻声でそう言ったから。そうとなったら、シルバーを探す旅に出る私。
銀色の景色
銀色の改札機
(反応が良いとご好評いただいております)
銀のスコップ
(きちんと乾かしておかないと、凍って伸縮出来なくなります。まさにその状態の銀のスプーン)
銀色のaiのストックを持ったピンキー
(シルバーなの?ピンキーなの?)
つま先は一日中冷えたままで、風雪にさらされた頬はこれが数日続けばニセコのパトロールになるんじゃないかという凍傷の予感を纏い、枯木さんはいつもより一枚多く(銀色で袖のない)服を着て防寒。その姿を「ジャミラ(こちらも銀色)みたい」とマッキナに笑われたって一緒に笑っているのです。(鼻声も過ぎてガラガラ声で)
これはもうシルバー記念日というよりシバレル記念日。昨日からなまら凍ばれるべさ。
午後は作業班を編制して、埋没したマットをじゃんじゃん上げていきました。
あずま先輩とマルハチライダーとタダチくん。楽しそうに素早く何枚も何枚も上げていく姿を見て、出勤時に考えていたことの続きをまた思ったのです。
お客様と仲間の為に発している熱だ、と。
それから、これほど凍ばれると、ドリルと無線機のバッテリーに問題が生じ、無線のスイッチは凍り付いて聞いた事もない音を発することも知りました。
今日は、知る場記念日。