皆さん今晩は、枯木です。皆さん如何お過ごしですか？最近ここ五竜もすっかり春めいてきて、枯木も桜の便りなどテレビ等で見聞きするにつれ、気分はすっかり春モードになっています。そんな所が表にでたのでしょうか、take君や抹茶どん君から「うかれき」などと揶揄され気を引き締めなければと、思っている今日この頃です。

本日の五竜は曇がちの天気でしたが、雪の状態は良く滑りやすい雪面でした。やはり４月に入ると週末とはいえお客様も少なくなり、各コースとも一日中あまり荒れることなく良い状態が保たれていました。ハイシーズンに比べるとダイナミックやウッディー、とおみゲレンデは圧雪する範囲は狭くなったものの、グランプリ、パノラマの各コースはハイシーズンと同じ状態に仕上げています。まだまだ良い状態が続くと思われるので、是非皆さん五竜スキー場に足をお運び下さい。

ただそこはやはり春、各所雪が薄くなったり、穴があいてきたり、土が出てきたりする所がでてきています。

これはエキスパートの下部、神城ゲレンデ側に開く通称カナイホールですが、日に日に大きくなっています。

とおみ第２ペアリフト７号柱横も陥没がはじまりました。それらの場所にはパトロールがロープで規制したり、目印のポールを立てたりしています。そういった目印類の近くはなるべく避けていただき、滑走してください。今のところまだ、とおみゲレンデも十分な広さがあります。

更に今までは雪が降る度に上げていたマットも、いまやマット下げ、さらに支柱の廻りは大きく穴が開いてしまうので、そこを埋めてからのマット下げ作業となります。懸命に穴を埋める抹茶どん君（キャップが抹茶色です。）ですが、このあと皆で手分けして、アルプス平のリフト支柱のマット下げ終了しました。

ガスがかかったり、クリアになったりと今日は目まぐるしく変化した１日でした。

さて枯木の小学校の時の夢は、プロ野球選手になることでした。当時は王、長嶋の全盛期でしたが、枯木は名古屋の人間なので当然名古屋のチームのファンでした。（もちろん今もですが！）しかし歳を重ねるごとに、夢を持たなくなってきてしまいました。多くの夢が結局「うたかたの夢」になってしまったからです。なんだか情けない話になってしまいましたが、しかし今の生活を見てみると、雪のあるときは雪の上で仕事をし、雪の無い時は山の中や岩の上で仕事をしています。考えようによっては、夢を叶えているのかもしれませんね。１日でも長く健康でこの仕事を続けられるよう、心より願うばかりなのです。

高砂の　尾の上の桜　咲きにけり　外山の霞　立たずもあらなむ