11月の「カンキ」は・・@GAN.2017.11.30
11月最終日の五竜はやや湿り気のあるスッキリしない天候、ゲレンデは動いている雲の中といった感じでした。
昨日の雨はコース状況を一変させ、春のやや冷えた朝の様、茶色い箇所も少し増して・・・朝一番のコースは固めのコンディション、注意箇所が少しずつ増えている固めのゲレンデをややゆっくりチェックしていた時の雪面は、圧雪の整備跡が足裏をくすぐりカリカリ硬い音をさせていました。
未圧雪部も固め・・だけど潜る感じで、なんとも滑りづらく中々手強い・・・「ん~」一昨日までの「最高の11月末」は残念ながら「終~了~」となってしまいましたね。
それでも11月にこの白の面積は有り難いかぎり・・急激に沈んだ雪の量や所々露出した箇所、変わってしまったコース状況を見ても滑ってもまだまだ「いける」、やはり前回の寒気はここ白馬に久しぶりの歓喜をもたらしてくれたようです。
そんな余韻を巡らせながら巡回、点検作業・・平日のコースはどこも静かで「寒気で歓喜」がいろんな意味で終息・・・しつつあるように見えたゲレンデでしたが・・・
日中に時々見えた陽の光と気温上昇で雪面は優しくなり「まだまだ終わらせない・・・」と云わんとするかのようにチョッとシャバった滑りやすい状態に・・・「これはこれで・・悪くない」と思ってしまいました。やはり雪さえあれば楽しめる・・・
また、午後からはチラチラと雪も舞い始め次の「カンキ」が近付いているのでしょうか・・・少量ですが今夜も雪は降り続く予報、明日はまた少し違うコンディションになりそうで、ほんの少し期待しているのです・・・さてどうなるでしょう?とりあえず今は(今日までは11月)あえて触れない下山コースは別として(下は気温が高い状態が続いて人工降雪がほとんど稼動できていません・・)、飛び石のように近付く「寒気」に歓喜と期待をしながら、来るべき状態になるまで、日々変化する雪面もしっかり楽しんでいただきたいな・・なんて思ってしまえる今シーズン、まだまだ、いい感じですね。ではまた明日。