おセンチ@抹茶抹茶どんどん2017.12.02
こんばんは。
抹茶抹茶どんどんはカラダもスキーも切れてます。
今朝は15~2Oセンチ程の新雪が上積みされ、アルプス平はコンディション回復。
この時期に少しずつでも積雪が増えていくのは、スキー場にとっては大変ポジティブです。
土曜日ということもあり、ゲストの皆さんも我々が感じとれるくらいの期待感を存分に発しながら、朝イチのゲレンデへ飛び出していきました。
今日も粉雪のスプレーと歓声があちこちで上がっていた五竜アルプス平。
一昨日までの「11月でこれならOK」的な空気感から、12月にちょっと足を踏み入れただけで「あー、早く雪がまとまって降って全面オープンして正月迎えたいなぁ」という、手のひら返し的な雰囲気。
人間とは欲深い生き物です。
午前中は「優しいガス」で覆われました。
ガスは動いていたので、視界を奪うほどではなく、十分に良コンディションを楽しめました。
ガスの影響もあったのでしょう、ゲストの皆さんもスピード控え目で、1ターン1ターンをしっかり確認しながら滑っている方も多くいらっしゃいました。
なんとなく我々も落ち着いて巡視、巡回出来ました。
昼過ぎからそのガスも抜けていき、「今シーズン、初めてキレイに五竜岳が見えるかも」とこちらも期待感高まる。
そう今週は素晴らしく晴れた日もありましたが、その日は抹茶抹茶どんどんは五竜におらず、まだ拝めてません。
ぼんやりガスの向こうに見える山もとても幻想的で、「にくい演出だなぁ、特効(業界用語)かよ」とつぶやいていました。
そしてクリアー。
これよ、これ。やっぱり晴れると良いですね。
高い山は完全に冬山です。
下界に目をやると、まだまだ茶色。
これが本当に白くなってきたら、スキー場も完全に冬ですね。
まだ下部は秋と冬がせめぎあってます。
欲深い生き物の代表の我々も、「早くゲレンデ下部や下山コースをオープン(正式に)させたいなー」「今年は雪はどうかなー、カメムシが、カマキリの卵が、モズのはやにえが、、、」と週間予報に目をやる。
そんな事が杞憂に終わるくらいのシーズンであることを願うのも12月の恒例行事。
ひとまず明日も天気は良さそうです。
降雪もOセンチの予報。
アルプス平も穴や地形が多少目立っており、完全な冬ではありません。
穴をせっせと埋める素敵な老紳士。
「少し太ったからお菓子は食べない!」と宣言してました。
遠くまで空が澄み渡っていました。
最終のリフトに搭乗しながら「スキーもカラダも切れてるし、先週の自身の不安定さは杞憂だな」と、こちらもポジティブ。
まだ半分のパンダの顔の戸隠スキー場。
西日とその上に大きな月が絶妙でした。
「こんな景色が見れるから、この仕事はやめられんな!」と素敵な老紳士。
「そうですねー、枯木さん。ホントやめられませんよね。」(いつまでもやっていきましょうよ、枯木さん)
いつもはガサツな僕達も、ちょっとおセンチな気分にさせられた、そんな今日の夕焼けでした。
明日も皆様を安全第一でお迎えします。