皆さん今晩は、枯木です。師走に入り慌ただしくなってきましたが、いかがお過ごしでしょうか。

本日の五竜は朝からピーカン、頚城の山や戸隠連山、八ヶ岳や南アルプスがきれいに見えていました。

アルプス平のゲレンデ状態も、昨日の降雪で見事復活しました。

朝一番の作業時に昨日までは使わなかったドリルを、本日から使用しました。圧雪車が頻繁に通る場所は踏み固められ、手だけではポールが刺さらなくなってきたためです。作業もだんだんハイシーズン仕様にかわりつつあります。

日曜日ということもあり、本日は多くのお客様にお越しいただきました。一時はリフト待ちが５分ほどあり、ゲレンデは賑わいを見せていました。条件が良いこともあって、一部のお客様はかなりのスピードを出されていました。スノースポーツにおいて、スピードというのは一つの楽しみです。ただ御自分でコントロールできないようなスピードで滑走することは、転倒したときに大きなゲガの原因になりますし、事故の原因ともなります。是非ご来場の皆様には、しっかりコントロールされたスピードで滑走をされることをお願いいたします。本日ご来場されたお客様はその辺りをわかっていただいている方ばかりで、一人のゲガ人もでることが無く、一日を終わることができました。

本日最終で、今シーズン初めて地蔵のケルンに登りました。ここに登ると一段と景色が良くなり、やはりこの仕事をしていて良かったとつくづく思います。出来れば一日でも長く続けられれば、と思うのですがさてどうなるのでしょう。

現在下山コースが滑れない状況なので、ゴンドラで下山していますが、今日は戸隠スキー場の上から赤い月ご昇ってきていました。黒メット君がそれを見て、狼男が出そうですね、などと言っておりましたが、なんともキレイで不思議な景色でした。しかし枯木は、どうやって痩せようか、と景色とは全く無関係なことを考えながら、下山していたのでした。

 

月見れば　ちぢにものこそ　悲しけれ　わが身一つの　秋にはあらねど