ユキノオト@抹茶抹茶どんどん2018.01.22
こんばんは。
雪でも晴でも(なんなら多少の雨だって)、新雪でもソフトでもガリガリでも(なんならベチャベチャの雪なんて大好物)、どんなコンディションでもその日その日を楽しんで滑り、楽しんで仕事をする抹茶抹茶どんどんです。
でもやっぱり久しぶりに雪が積もった中を滑ると、そのとてもとても心地良い感覚に、スキーの良さを再確認できる日となりました。
昨日までのカリッカリのバーンの上に積もったNew Snowは5~10cm。
寒々しいような空の色と木々の着雪も、明るめのレンズを通せばハッピーな感じに見えるものです。
あんまり調子にのって滑ってると、カチカチの雪玉などに足下をすくわれる危うい新雪でしたけど。。
この程度の新雪ではそんなハッピータイムはあまり長くは続かず、硬い硬い雪面が顔を出したコースもありました。
「ガガガッ」「カカカッ」と鋼鉄と鋼雪がせめぎ合う音があちこちから聞こえてました。
その雪面コンタクトの音を少しでもスムーズ、ナチュラルにしてみようと滑ってみましたが、なかなか上手くはいかないものです。
その昔、ヤンネ(←コブが上手なフィンランド人)は滑ってる時の音が違う、という話を聞いて実際にその音を横で聞いてみましたが、驚愕でした。
硬いコブの中でもキレッキレに降りてきた彼の板が奏でる音は、そう言葉では表現できないそれはそれはスゴイ音でした。
(あの時の音が自分にも出せれば、、)そんなことを考えながら硬いバーンを滑ってると、ゲレンデは色んな音がするもんだと、また改めて気付いた次第です。
リフトに座って支柱を超えていくときはリズミカルな音は、毎日毎日自然と耳に入ってるけど、異音がすればすぐ報告。
レストランやゲレンデで流れてる放送や音楽は、気分上々で自然と鼻歌混じりなる以外に、ガスってる日には道しるべとなったりもします。
ただ、最近はイヤホンをしながら滑ってる方が多いように思えます。
確かにより気分は上がりますが、周囲の音も遮断してしまうのが難点ですね。
他の滑走者の音、緊急走行車両や我々が救助ボートを引いている時の警笛や掛け声。
はたまた誰かの叫ぶ声やHELPを求める声、それらが聞こえるくらいのボリュームが良いかと思います。
(抹茶抹茶どんどんのように、滑走音を探求するのもなかなか良いですよ)
リフトの最終搭乗者を待っている図。
最近は専ら各々が新しく使っている板のスペックや重さの話題。
枯木「ゴホ!俺の板が一番軽ゴホッ、ゲホー!」
抹茶抹茶どんどん「え?ゴホゴホ言ってるだけで、何言ってるかわかりませんよ」
枯木「だから、俺のゴボッ!、ゲホー!」
抹茶抹茶どんどん「風邪ですね。」
枯木「風邪じゃない!誤嚥だ誤嚥ゴッホー!、ゲホゲホー!」
このゲホゲホはイヤホンでもして遮断したいところです。
さて枯木さんだけでなく、世間は風邪やインフルエンザが大流行との事。
皆様もご自愛下さい。
今年はここまでそこまで寒い日が少ないとは言え、スキー場(特にアルプス平の上の方)は寒いですからね!
暖かくしてお越しください。
明日の朝までに10cm程度の降雪予報ですが、今はかなり良い降りです。
雪崩発生の危険度が上がった場合は、雪崩防止作業(テストスキー)が行われるかもしれません。
(関東も大雪のようで、明日お越しになるご予定の方、無理をせず十分お気をつけ下さい。)
とても綺麗な朝でした。
もしよろしければ個人的保存用にしてください。
明日はどんな朝かなぁ。
ヤンネの音が思い出されて、それが耳から離れない一日でした。
明日も皆様を安全第一でお迎えします。