コソ練@take2018.03.30
今日もいい天気になりましたね。
ここ数日のお約束のセリフ「春ですね」もいい加減飽きてくるくらいの。
そして朝一はゲレンデに出てその硬さに驚きでした。
昨晩はそれなりに冷え込んだようです。
スケーティングで駆けていく隊員の板はやや雪面を蹴りきれていない感じ。
分かります?
そんなゲレンデも数時間と経たないうちに緩み始めてあっという間にザブンザブン。
その雪を蹴散らせながら進む板の様子はさながらベーリング海のカニ漁の船のよう。
高い波も低い波もありとあらゆるものを蹴散らしながら進んでゆきます。
とおみゲレンデではサロモンジュニアカップも行われていました。
未来のスキースターたちの雄姿はチラ見しただけでも胸アツ。
残念ながら転倒してしまった選手が悔しそうにしている姿をみてパトロールのおじさんは涙を堪えるのが大変でした。
心の中で「がんばれよ」とささやかにエールを送らせてもらいました。
一般のお客様にはコースを大きくセパレートしてしまいご迷惑をおかけしました。
無事に大会も終了することができました。ご協力ありがとうございました。
さてゲレンデは今までにないくらいの勢いで融雪が進んでいます。
例えばダイナミック入口、ウッディーの各コーナーのイン側、コブの谷間など。
ここら辺は定番ですね。
いつも通り注意してください。
「いつもはもっと遅い時期に開く穴」としてはエキスパート出口、とおみゲレンデ中央の高さスカイ4寄りなどはすでに開き始めています。ご注意ください。
また写真のようなロープの際なども大きくクラックが開いています。転落に注意です。
こう融雪が融雪が早まるとなんとなく気持ちも次の季節に向かってソワソワしてきますが、じっくり春の雪を楽しみましょう。
パトロールはロープを使っての救助なんてシーンに直面することがありますがその技術はすぐに身につくものではありません。
今日もクライミングを生業とする隊員から指導していただきました。
自分で出来た時の喜びは快感ですらあります。そしてなによりも楽しい。
そんなキャッキャした姿を見られるわけにいきませんので裏でこっそり練習しました。
コソ練の成果はあるのか!
じっくり自分のものにしなければと思うのでした。
今晩の天気予報は晴れ 気温は最低でー3度まで下がりそうです。
明日の朝もきっと固い仕上がりとなっています。御注意ください。
ではまた明日です。