あちらのお客様からです@抹茶抹茶どんどん2018.04.14
こんばんは。
あっと言う間に週末です。まるで今週の平日は五竜にいなかったのようにひっそりとしていた抹茶抹茶どんどんです。
今日は朝からもう少し悪い天気かな、と思ってましたが、穏やかな晴天に。
昨日に引き続き朝の気温も低かったので、しっかりしたバーンで滑る事ができました。
天気も含めて良い方向に裏切られた朝でした。
日に日に痩せていく下山コース。
まだ滑って下れますが、石やブッシュが目立ってきました。
誤って石でも踏んでしまえば、こちらは裏切られることなく、しっかり板のソールに深いカービングが刻まれることになります。
「ゴンドラ下山」は春の五竜の定型句です。
「明日架け橋」も徐々に出来上がってきており、下山コースのカウントダウンが始まっているのは間違いありませんが、アルプス平はまだまだ豊富な雪に支えられ、ストレス無く滑る事ができます。
本日は土曜日ということもあり、多くのお客様で賑わいました。
ただ、下山コースに進まない賢明な方が多いので、上部のアルプス平はやや混雑する瞬間がありました。
周囲の滑走者の動きも見極め、またそれらを感じ取れるくらいのスピードで、衝突事故などないよう安全に滑走して下さい。
彼らは泥にくちばしを突っ込んで、何かをつまんでました。
生きる為のミネラルでしょうか?
たくましいなぁ。
ゲレンデにザックを置いておくと、ジッパーなど簡単に開けて中の食べ物を持ち去る彼ら。
ザックや食べ物をゲレンデに置くのはやめましょう~、という我々の啓発活動が功を奏しているので、彼らも本来の野生の食材を食べるしかない、そう解釈した抹茶抹茶どんどんは、「まぁ仕方ないよね、泥でも食べてなよ。今回は僕らの勝ちだね」と彼らに向けて誇らしげに言ってみましたが、特に反応はありませんでした。
あほー、くらい言えよ。
夕方から風が強まってきました。
「南、または南西の風」
ん~、予報通り。
急ぎ雨合羽を着込む隊員達。
春になったので少数になった隊員達。
大部分は勤務を終えて地元に戻ったり、バカンスに行ったり、みんな楽しそう。
枯木「南の島でおしゃれなカクテルでも飲みたいな!」
take「僕達は穴蔵のような本部でほうじ茶をすすっているのが現実ですね。」
抹茶「まさに!」
枯木「いや。気分だけでも浸ろう。抹どん君、カクテルの種類をいろいろ調べてみたまえ」
抹茶「イエッサー!」
抹茶「スクリュードライバー、ブラッディマリー、、」
枯木「お~う!ブラッディマリーは俺は好きだったなぁ!」
抹茶「イカ徳利もカクテルだって」
take「マジかよ!」
抹茶「僕はイカは好きだからなぁ。」
枯木「抹どん君!そんなことじゃまた尿酸値がにょうさん(ぎょうさん)上がるよ!!」
こうしてどんどん脱線しながらも、僕らのとりとめの無い話はいつまでも終わりが見えない。
そしてやはりキター、キテシマッター。
最終間際に一気に雨が強くなってきました。強い風を伴って。
あちらのお客様から送られたカクテルは「Gondola Down」でも「Bridge Over Troubled Water」でもなく、「嵐」という強烈なヤツでした。
マスターこれを飲めって・・、OMG。。
今も外はひどい雨と風でぐちゃぐちゃです。
そしてこの雨風、明日の午前中まで残りそうです。
お越しの方は、雨対策を万全に!
携帯もポケットだと水没しかねませんよ!
遥か遠くのリフト小屋の前で、パトロール隊員とリフトマンが話しているのが見えました。
雨の件かな、融雪の件かな。
今夜も圧雪のオペレーターは急斜面の圧雪が大変そうです。
各部署が頭を抱える嵐ですが、ゲレンデが綺麗になって滑走性が上がったり、山が白くなるんじゃないかな。
そこはポジティブに考えよっと!
※明日、下山コースにおいて雪崩、落石の危険が高いと判断した場合、クロースすることもありますので予めご了承下さい。
明日も皆様を安全第一でお迎えします。