夏日の雪遊び@黒メット2018.04.22
暑さが苦手でクーラーも苦手な黒メットです、こんばんは。
今日も快晴。
空の青さが眩しすぎます。
気温は始業点検時の朝8時で13℃(アルプス平)。
これはザブザブのザラメ雪になる予感がプンプンにただよってました。
案の定、昼頃にはグランプリ中間から下はコブコブ状態。
重い雪が足回りにまとわり付くものの、滑走性は全体的によく、これはこれで楽しいかも。
コブを滑るのが好きな人がいて、
整地をいかにキレイに滑るかを追及する人がいて、
アイテムや地形をいかにスタイルを出して滑るかを求める人がいて、
スキー場内にはみんな各々の様々な目標をもって滑っているようです。
また、その滑走技術のレベルは玉石混淆。
今日始めて板に乗ったという人から、日本トップレベルの方までいらっしゃいます。
こうなると洗剤の注意書きじゃありませんが、
「混ぜるな危険」、な場合もありますので、
本日はイベントに検定の為、グランプリコースでセパレートをさせて頂きました。
ご理解、ご協力ありがとうございました。
みんな自分の滑りに集中したい気持ちは分かりますが、
時々周りを見て、譲り合って滑っていただくようにお願いしますね。
さて、話題は変わって、加速する雪融け。
気温が20℃を超えれば、それはそれは凄まじいスピードで消えていきます。
リフトスタッフもハイシーズンに捨てて溜めてた雪を、
今度は回収しての雪入れ。
乗り場、降り場の雪の量は一定にしなければいけないので、
リフトスタッフは一苦労ですね。
北アルプスの山脈₍やまなみ₎は雪形がはっきりし、真冬より雄々しい姿と感じますね。
とおみの営業終了したリフトと山桜。
各所に現れる、雪解け水の小川。
季節は移ろっていくなかで、今だけ見られる情景ですね。
五竜の下山のための白い道も、雪形の逆の考え方をすると、
何かに見えるかな…。
僕には「(竜の落とし子)タツノオトシゴ」に見えました。
五竜の“竜”つながりで、なんだかいいじゃないかと。
そんなこんなで季節が移ろえば、終わりも来るということもありまして、
皆様にご愛顧いただきました下山コースも寿命がきたようで、
明日以降、敢え無く“閉鎖”となります。
明日、4月22日からは、アルプス平からお帰りの際には、
ゴンドラテレキャビン下り線をご利用してください。
ではでは。
僕からは以上です。