Who’ll stop the rain@枯木2018.04.25
皆さん今晩は枯木です、ゴールデンウィーク前のウィークデイいかがおすごしですか。
昨日からの雨が降り続き、またもや雨の朝です。枯木のブログの日は、最近いつも雨の朝のような気がします。
ここは白馬五竜高山植物園のロックガーデンのトップ、テクニカルコース入口の向かって左側になります。
これが
午後3時の同じ場所ですが、明らかに雪の量がちがいます。昨日からの雨は、このところ進んでいる雪融けをさらに加速させる雨となりました。
地蔵のケルンを、アルプス第1ペアリフト乗車中に撮った一枚です。ハイシーズンに比べると、真っ白だったものがかなり緑になってきました。
本日最終で地蔵に上がりましたが、ケルンから一の背髪方面を眺めても、看板の奥の方はジャングルのようになっており、夏道の木道を通らないとそちら方面には行けなくなっています。
日曜日に下山コースを閉鎖し、現在はアルプス平のみの営業となっています。グランプリコースでも、まだほんの狭い範囲ではあるものの、地面の出てきた所があります。とくに各リフトの改札周辺は、雪が薄く石や地面、穴等が出ているので十分注意してください。もちろんそういった場所は我々がポール等で目印をしていますが、融雪に追いつかない場合もあります。もしそういった箇所を発見された時は、パトロールやリフトスタッフにご連絡ください。
テクニカルコースは一部圧雪して、雪の寿命を延ばそうとしていますがどうなるでしょう。
夕方には虹も出ていました、リフト終点の女性スタッフも虹を見て感激していました。
かなり雪の量は少なくなってきた当スキー場ですが、まだまだ滑れますしこのような素晴らしい景色を見る事ができます。ゴールデンウィークまだ予定の決まっていない方は、是非エイブル白馬五竜スキー場にお越しください。スタッフ一同心よりお待ちしております。
今日のブログをもって、今シーズンの枯木のブログは終了となります。拙い文章にお付き合いいただき、誠にありがとうございました。ゴールデンウィーク中は山に行ったり、パトロールをしたりと行ったり来たりの毎日になりますが、まだ数日勤務いたします。
よどみに浮かぶうたかたは、 かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。
一つの泡が同じさまに長くとどまっている例は無い、と鴨長明も言っております。枯木も12シーズンパトロールを続けてきましたが、その泡はいつ消えるのでしょうか?今年は50年ぶりにインフルエンザに罹ってしまいましたし、枯木をとりまく環境も少しずつ変化してきています。さて来シーズンはどうなるでしょう?自分自身も分かりません、まぁケ・セラ・セラということでしょうか。それでは皆さん、またご縁があったらこの場でお会いしましょう。
うたかたの 夢の名残や 春の雪