イイ波乗ってんねー@抹茶抹茶どんどん2018.04.26
こんばんは。
さてさて、いよいよ残り少なくってきました2017-18シーズン。
抹茶抹茶どんどんの勤務も残り僅か。。
朝のテレキャビン。
あー、ガスかぁ。
グランプリコースの準備。
あー、やっぱりガスだー。
2日続いた雨はあがったけど、その分、雪にたっぷり含んだ水分がどんどん上がってガスガスに。
(今日は心の目を鍛えるしかないか)と、どんな感じで練習 巡回しようかと思案しながら、朝の準備を終えてリフトで戻っていると、、
むむ、ガスが切れそうだぞ。
リフト終点ではぼんやり太陽を感じる。
思わず本部に、「もう一本滑って コース点検行ってきます」と無線。
とりあえず心の目で見ながら慎重にコースを降りて、もう一本リフト乗車。
むむむ、来るぞ来るぞ。
これは来るぞ!
キター!ブルースカイ!!
同じ一本での乗車とは思えません。
雨が大気中の塵も落としてくれたので、空はどこまでも青、蒼、碧。
下方ではまだガスがウロウロしていたので、アル3リフトは天空のリフトになりました。
スタッフにイケメンとベッピンさん揃いのアル3に、もう一花添えられた感じです。
※もちろんアル1もイケメンとベッピンさん揃いです。イマイチなのはパトロールくらいです。
こんな感じの雰囲気の中、まだまだ滑って 巡回をしていたかったのですが、本部で枯木さんがまだかまだかとスタンバっているので、名残惜しくもいったん本部に帰還。
柔らかい雪にカービングを描きながら、「イイ波乗ってんねー!」と心で叫んで、本部に。
道中、鳥達も一斉に鳴きだしていました。
抹茶抹茶どんどんには彼らはアルビノのスズメにしか見えませんでしたが、きっと何らかの種なのでしょう。
今度、鳥博士に聞いてみます。
五竜の鳥博士こと黒メット隊員は、鳴き声などから一瞬にして判別できるくらいの博士っぷりです。
博士は先日もゲレンデ聞いた鳥のさえずりを確認すべく、webにある鳥の鳴き声シリーズを聞きながら、「これはなんとかだろう」「これはちがうな、○○だろ」とブツブツ言ってました。
抹茶抹茶どんどんには殆んど同じにしか聞こえませんでしたが、それを判別できるなんて、さすが博士だなぁと感心したものです。
(ちょっとブツブツが怖かったけど。。)
そんな抹茶抹茶どんどんもウグイスなら自信があります。
そして午後。のどかな時間が流れてました。
そんななか、ヘリの音が聞こえてきました。
抹茶抹茶どんどんはヘリの音を拾うことには僅かながら自信があります。
今日も何機も飛んでいました。
※この写真にも小さく写っています。
ほとんど見えませんが、木立の向こうに見える山の方向にもヘリが飛んでいました。
GWに向けた山小屋への荷揚げでしょうか?
救助や捜索でなければ良いのですが。
連休中には山に上がる方も多いかと思います。
ヘリのお世話になることなく、無事の下山をお願いします。
※白馬五竜から登山の方、テレキャビンの営業時間内で、かつテレキャビン利用の上山、下山を厳守でお願い致します。
スキー場の営業時間外には圧雪車の作業など行われております。
遅くなってしまいそうなときにはご連絡をお願いします。
各所雪は薄くなって来ています。
どっかで見たことあるアングル。
雪の下はジャブジャブの川です。
もちろん先行きは心配ですが、自然の流れに少しでも抗いながら、GW終了まで営業を続けて行きたいと思います。
今も圧雪のオペレーターが「全然登らないよ!」「ここは少し厚みあるから、雪を押していけるね」と無線から聞こえてきます。
ガンバレー!!
最終
地蔵番になってしまう。
もはや夏道です。
「ホーホケキョ」と唯一分かるヤツが聞こえてきました。
(キミらは飛べるから楽でいいね。こっちは苦手な 楽しい楽しい地蔵番よ)
前ばかり見ているとケルンの遠さに絶望的になるので、休憩がてら振り返る。
そこにはいつも通りの大パノラマが広がっています。
いつまでも眺めていたい景色です。(=ずっと休憩していたい)
パノラマコースとは名実ともに素晴らしくマッチしたネーミングですね。
※スーパーコースあたりは全く由来が想像できません。。
そんな景色を眺めていられるのも、あと数日。
ゲストの皆様と一緒に楽しんでいきたいと思います。
見かけたら、「おっ!抹茶抹茶どんどん、今日も、イイ波乗ってんねー!」とコールしてください。
みんなと働けるもあと数日。
明日もきっといい日に違いない。
明日も皆様を安全第一でお迎えします。