こんばんは。

先日、山スキーに行きました。

その日のうちに身体のあちこちが痛くなったので、まだまだ若いということを実感した抹茶抹茶どんどんです。

 

夜うちの融雪により、山がやや丸くなっているとは言え、しっかり仕上がっている圧雪車のフィニッシャーの跡。

昨日までの強烈な暑さは一旦お休みの今日の五竜でも、朝は特に滑りやすい気持ちの良い時間帯でした。

終日空はどんよりしてましたが、その分暑さが和らぎ、過ごし易い一日となりました。

 

GWの間の平日で、ゲレンデも静か。

だからと言って、朝イチに飛ばしすぎないでくださいね！

 

飛ばし屋もそうでない方も、コブが好きな方もそうでない方も、とにかく本数を！と言う方も、のんびり派も、山に上がる方も、近場のハイキングの方も、

今日の五竜も多くのゲストの方、そうそう「これ無しでは生きていけない」方々で賑わいました。

なるべく簡単に滑るには残り数日。

（皆さんが悔いが残らないように一生懸命に滑っているなぁ）

もちろん中にはそうじゃない方もいるかと思いますが、抹茶抹茶どんどんは勝手に決め付けて、親近感を持って眺めていました。

 

昨日のブログでGAN.ちゃんがこの先のコース予想をしてましたが、今日に限っては現状維持。

各コースの環境が大きく変わることなく推移した一日でした。

イイゾ、イイゾ、その調子であと数日！

 

比べる事に大きな意味はありませんが、昨年はまだ下山コースもオープンしていました。

でも一昨年は明日５月３日で全ての営業が終了。

間を取るよりも、やや一昨年寄り、ではありますが、なんとかアルプス平の各コースが滑れるので、抹茶抹茶どんどんを含む「これ無しでは生きていけない」方々の溜飲も下がるというものです。

 

今期の総括的なことは他のお歴々のベテラン隊員達がいずれ書くと思いますので、そこは任せるとしますが、とんでもない大雪も、大風も、大雨も（大雨はあったかな）、激しい混雑や三途の川が見えるような雪崩管理の日も、今シーズンは無かったような気がします。

その分”仕事が楽だったか？”と問われれば、やはり抹茶抹茶どんどんは即答で「Yes」

五竜に慣れてきたのか、自身のスキルが上がったのか、それは歴史が判断するでしょう。

楽しみながらこの仕事が続けていられるのだけは間違いないので、これからも手を抜かず、奢ることなく、スキーパトロールを永く続けていきたいなぁ。

 

 

午後からよりドンヨリしてきました。

 

白馬三山が尾根の向こうに鎮座してます。

左から白馬鑓ヶ岳、杓子岳、白馬岳

この角度からだと白馬鑓が一番高く見えますが、最高峰は白馬岳です。

そして先日抹茶抹茶どんどんが行った場所も良く見えました。

（ハイクアップが大嫌いなのに、あんなところまで良く上がったもんだ。しかし、ゴンドラやリフトは素晴らしいな。簡単に高い所まで運んでくれる）と感慨に浸っていたら、

重くなった空からポツリ、ポツリ。

 

各部署が少しでもゲレンデを良くする為、維持する為に、やれることは何でもやっています。

でもそれに反抗するかの如く、今の外はポツリポツリがザーザーに変わっています。

昼には上がりそうですが、なんとも。。

明日のGW後半初日は、そう、いつもの「雨に負けない装備」と「折れない心」をご持参ください。

滑走性が良くなるのは間違いないです。

温泉は夕方から！

だって皆さん「これ無しでは生きていけない」方々だから。

 

アメニモマケズ、今日もブジサイシュウ。

なんかブログ書く日は地蔵番ばっかりだなぁ。とブーツをカツカツ鳴らしながら木道を上がる。

 

振り返るとスキー場だけが白い。

あと数日、この不自然な自然をお楽しみください！

 

お地蔵さんに「あと数日、少しでも良い日でありますように。それから、法則性を考えるともうここには来ないと思うから、今シーズンもありがとうございました。それから、世界が平和でありますように、それから、家族が健康でありますように、それから、お金持ちになれますように、それから、膝が良くなってスキーがうまくなりますように、それから、それから・・」

と、少しだけお祈り。

そうです。抹茶抹茶どんどんのブログ番は本日が最終回です。

 

今年もスキー場の仕事は、それはそれは楽しい日々の連続で、充実した毎日を送ることが出来ました。

時には四年目の若手隊員の我々にとっては厳しい場面やコンディションもありました。

しかし今年も周りの隊員達や各部署の方々のサポートで、この冬を乗り切ることが出来ました。

そして何よりも、多くのゲストの皆様の笑顔や楽しそうに滑る姿に支えられた１５０日弱でした。

この場を借りて全ての皆様に感謝の言葉を述べさせていただきます。

ありがとうございました。

 

勤務はもう少し続くので、最後の最後まで気を抜かずに仕事をしていきたいと思います。

 

そんな気持ちを知ってか知らずか、お地蔵さんは相変わらず五竜岳を見つめています。

 

この長ったらしいハンドルネームを打つのも暫しのお休みです。

僕はパトロールという仕事が好きです。

ザックはそりゃ軽いほうが好きだけど、背負っている色々な物（立場とかなんとか）は、それなりに重いと思っているし、少しでもスキーパトロールの社会的地位が向上すれば、もっともっと才能溢れる人材も集まってくるだろうな、と思い、まずは自身がしっかり研鑽を積みながら、対外的な活動も地道に続けていこうと思います。

 

さて来シーズンも今から楽しみです。

枯木さんとどんな掛け合いをしようかな。

お互いこれ無しでは生きていけないからね！

 

明日も皆様を安全第一でお迎えします。