皆さん今晩は枯木です、三が日も過ぎ仕事始め今日いかがお過ごしでしょうか。

この写真昨日のナイターの写真ではありません、今朝のサンライズ前の写真です。通常サンライズ当番はブログを書かないのですが、今日はイレギュラーな巡りでこれを書いています。

今日は一日文句のつけ要ようの無い天気で、夜明け前も素晴らしい景色が広がっていました。

陽が登ったあとはこの通り今年一番の天気になりました。

ゲレンデを広げる為、圧雪車がぎりぎりまで圧雪してくれました。どうしてもぎりぎりまで広げると段差が出てしまいます、今日は最高の青空の下、久しぶりに段差削りをしました。我々もできるかぎり巡回でそういった場所はケアしていますが、皆様も斜面の変わり目や非圧雪と圧雪の境目などは十分注意してください。

ここはテクニカルコースとグランプリコースの間の沢、僕は密かにテクンプリ沢と呼んでいる（あくまで私的な呼称です）場所です。沢芯に滑った跡がありますが、まだ地がしっかりしていないので、はまってしまうと脱出するのがものすごく大変です。この場所を滑ることをパトロールは禁止していませんが、入られる方は十分注意していただきますようお願い致します。ただここは狙って行かないと入れない場所なので、通常のコースを滑っていれば入りこむことはありませんが・・・。

そして最終でもまたイレギュラーが！！通常地蔵のケルンの最終チェックはナイター当番が行くのですが、最終間際に数件のケガ人対応でナイター番が出払ってしまい僕が登りました。

この時間帯は今日のように良い天気ですと、息を呑むような景色が広がります。朝と最終のイレギュラーのおかげで、素晴らしい景色が堪能できて今日はなんだか得をした気分です。

さてことしは亥年です、干支でいうと己亥（つちのとい）です。干支は十二支と十干の組み合わせ、６０年に一度巡ってきます。たとえば甲子園球場は１９２４年に出来た（この年は甲子、きのえね）為この名が付きました。そして僕にとっては生まれた時以来、２回目の己亥となります。常識的に考えれば３回目は無いので、少し感慨深いものがあります。最終の素晴らしい景色を眺めながら、あと何回この景色が眺められだろうか？と少し感傷的になってしまいました。

山里は　冬ぞさびしさ　まさりける　人目も草も　かれぬと思えば